逃亡弁護士:上地雄輔初主演ドラマ初回視聴率10.8% 観月ありさ「天使のわけまえ」は7.2%

 上地雄輔さんの初主演ドラマ「逃亡弁護士」(関西テレビ・フジテレビ系)の第1回が6日放送され、視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。女優の観月ありささんが、料理を通じて生きる自信やきずなを取り戻す女性を演じるドラマ「天使のわけまえ」(NHK)の第1回は7.2%だった。

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 「逃亡弁護士」は、「週刊ヤングサンデー」(小学館)で08年7月まで連載されたマンガ「逃亡弁護士 成田誠」が原作。4月から「月刊!スピリッツ」(小学館)で、続編となる「新・逃亡弁護士 成田誠」が連載されている。ドラマ・映画化された人気マンガ「クロサギ」の原案者・夏原武さんが、別ペンネームの剛英城名義で原作を担当し、高田優さん、岡本創さんも原作を担当した。上地さん演じる若手弁護士・成田誠が、殺人や放火、強盗などの罪を着せられ逃亡。全国指名手配容疑者となりながらも、法律に泣かされ困っている人々を助け、真犯人を追う……というヒューマンサスペンス。毎回、ゲスト俳優を迎え、1話完結で描かれる。

 1話は、成田誠が尊敬する弁護士・二ノ宮徹(船越英一郎さん)が事務所で胸を刺されて殺されているのを発見。その直後、成田も何者かに襲われ、気を失う。病院で目が覚めた成田は検察官・真船丈(北村一輝さん)と検察事務官・三枝亮子(矢田亜希子さん)に弁護士殺人、放火、横領、強盗の容疑で取り調べを受ける。成田は自分のアリバイを実証できる目撃者に否認され、何者かにわなをかけられたと気付き、病院を脱走。一方、殺された二ノ宮弁護士の娘・絵美(石原さとみさん)は、家族ぐるみで親交があり、恋心を抱いていた成田が容疑者と知り、衝撃を受ける。逃亡途中の成田は、ラーメン店の立ち退きを余儀なくされたことで自暴自棄になり、自殺を図ろうとする広瀬友哉(中村獅童さん)と出会い、法律の知識を使って広瀬を助けようとする……という物語。毎週火曜午後10時放送。2回目は午後10時15分~午後11時9分の予定。

 「天使のわけまえ」は、観月さん演じる料理上手な女性・くるみが数々の料理を作ることで新たな人間関係を築き、人生を再生していく。1話の「涙のおはぎ」は、観月さん演じる主人公のくるみが、結婚を約束した和也(細川茂樹さん)に全財産を持ち逃げされてしまう。仕事を辞め、住む場所もなくなったくるみは肉親と縁薄く、頼る場所がない。行き場を失い、ぼうぜんとしていたくるみだが、工事現場で働く中年男性(イッセー尾形さん)に偶然、おはぎを手渡したことから人生が一転、人との出会いに支えられ、食で人生を切り開いていくことに。そんな時、和也の中学生の息子康太(野村周平さん)が現れ、同居することになる……という物語。(毎日新聞デジタル)

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