矢口真里:恋人に見せる笑顔? 響・長友「オレにも聞いて」 NHK「ア・リアル」会見

「恋人に見せるような笑顔」で、NHK教育テレビの「ア・リアル」の放送に登場する矢口真里さん
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「恋人に見せるような笑顔」で、NHK教育テレビの「ア・リアル」の放送に登場する矢口真里さん

 タレントの矢口真里さんが16日、26日からNHK教育テレビで、3夜連続(午後11時~同時54分)放送される福祉番組「ア・リアル」の会見に出席。俳優の中村昌也さんとの熱愛が報じられている矢口さんは写真撮影で報道陣から「恋人に見せるような笑顔で」と声をかけられると、「えー!」と照れ笑いしていた。お笑いコンビ「響」の長友光弘さんは、相方の小林優介さんが「下北沢で(彼女と)同せいしている」などと暴露、自身も週刊誌で“二また”交際を報じられた長友さんは「オレにも聞いてくださいよー」とぼやいていた。 

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 「ア・リアル」は福祉をテーマに教育テレビで26日から3夜連続で放送される「ハートネットTV」の番組のひとつ。「響」の2人が約3日間にわたって重度身体障害者の生活を疑似体験。スタジオでは、重度身体障害者と健常者の双方が集まって「響」の疑似体験生活のVTRを見ながらトークを行い、お互いが理解し合うためのきっかけを探る。 

 この日は、30代でパニック障害を発症した経験のある美容家のIKKOさん(48)、FMW所属の元プロレスラーで01年に試合中のアクシデントで頸椎(けいつい)を損傷して全身不随の重傷となったが自力で立ち上がれるまでに回復し、現在は介助者を必要としながら生活しているシンガー・ソングレスラーのハヤブサさん(41)、生後まもなく重症黄疸のため脳性マヒとなり、車いすでの生活を送り、福祉問題を専門的に研究している愛知淑徳大学・谷口明広教授、永井伸一アナらも登場。会見前にスタジオでのトークの模様を収録し、長友さんが首から下を固定されて車いすに乗り、ヘルパーの研修を受けた小林さんがそれをサポートしながら生活をする様子をまとめたビデオを見ながら、矢口さんら出演者が感想やその問題点などを話し合った。

 谷口教授は「障害者から『3日間で分かった気になるなよ!』と言われると思って(出演を)悩んでいた。しかし、IKKOさんと矢口さんがいるというので飛びついてしまった」とジョークを飛ばし、「学生に1時間の車いす体験などをさせるが、3日やると違うんだなと分かった。福祉番組をこんなに明るくやっていただいたのは初めて」と評価していた。

 27日放送分は、タレントの安倍なつみさんがナレーターを務め、うつや摂食障害を抱える若者が日々の暮らしで得る喜びに焦点を当てた「“生きづらさ”の中にみつけた“よろこび”」、28日は自殺をテーマにした特設サイト「自殺と向き合う」に寄せられた声からその背景に迫る「朗読ドキュメント『あなたと いのちのこと』」を放送する。(毎日新聞デジタル) 

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