薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
スタジオジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」の初日舞台あいさつが17日、TOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)で行われ、主人公アリエッティの声を担当した志田未来さんや神木隆之介さん、米林宏昌監督らが登場した。床下で暮らすアリエッティの母・ホミリーの声を担当した大竹しのぶさんはこの日が53歳の誕生日だったが、「(ホミリーの)顔が想像より年をとっていたので、どうしようかと思いました」と戸惑った経験を明かした。
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大竹さんは、演じたホミリーと似ているかと質問され、「顔は(ホミリーのほうが)年をとってますけど」と前置きし、「『きゃー』とか『わー』とか言うところは似ています」とコメント。続いて同じ質問をされた床上に住む老婦人・貞子役の竹下景子さんが「自分も含めて似ている方ばかりだと思います」とうっかり話し、「あ、ごめんなさい、大竹さん」と謝ると、出演者や客席からは笑いが起こった。竹下さんは演じた貞子について、「『貞子』といえば有名な映画(「リング」)がありますが、これからは貞子さんといえば『アリエッティ』です!」とフォローした。
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、08年にヒットした「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)を引き合いに出し、「これ、(記事に)書かないでくださいね」と前置きした上で、「この場に宮崎監督がいないから言っちゃいます。『ポニョ』を超えたいんです」と目標を掲げた。
宮崎駿さんが企画し、脚本も手がけた「借りぐらしのアリエッティ」は、メアリー・ノートンさんが書いた英国の児童文学「床下の小人たち」が原作。郊外の荒れた庭のある広大な古い屋敷の床下に、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、両親と3人でひっそりと暮らしていた。一家は、屋敷の床上に住む2人の老婦人に気づかれないように、自分たちの暮らしに必要なものを、必要な分だけ借りて暮らしていた。ある夏の日、その屋敷に12歳の少年・翔が病気療養のためにやって来た。人間に見られたら引っ越さないといけないというのが床下の小人たちのおきてだったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう……という物語。17日から全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)
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