レオナルド・ディカプリオさん主演の映画「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督)のジャパンプレミアが20日東京都内で開催され、ディカプリオさんと渡辺謙さん、ノーラン監督がレッドカーペットに登場した。頭の中に侵入して他人のアイデアを盗むという映画の内容にちなみ、誰の頭の中に入りたいですかと問われたディカプリオさんは、「プライバシーの侵害になるので、個人的にはやりませんが、誰かの脳に入るのなら、アレキサンダー大王の中に入りたいです」と話し、発想の意外さに周囲をびっくりさせた。
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ディカプリオさんは「東京に戻ってこれて非常にエキサイティング。友人のケンと再会できたのをうれしく思います。日本のみなさん彼は宝ですから、大切にすべきです。プロフェッショナルでも、プライベートでも素晴らしい人です」と渡辺さんを褒めたたえると、約2000人の観客から大きな声援が上がった。
妻の南果歩さんと共にレッドカーペットに登場した渡辺さんは「東京での撮影が去年の夏始まりました。霧の中にいるようなセットの中、ノーラン監督を信じて6カ国周りました。ノーラン監督はグリーンスクリーンを使うのを好みません。僕たちはいろんなシチュエーションの中、闘牛場の中でノーランのフラッグに突き進んでいくような撮影でした」と撮影を振り返った。ノーラン監督は「夢に興味を持っていて、それを主題にした映画を作ってみたいと思い、同時に世界のあちこちで撮影をしたいと思っていました」と東京でも撮影を行った作品について話した。
映画は「ダークナイト」のノーラン監督が、16歳のころから温めていたアイデアを基にオリジナルの脚本を執筆。人の頭の中に潜入し、アイデアを盗むプロフェッショナル集団のボスのコブ(ディカプリオさん)は、ある日ターゲットに気づかれるという失敗をする。依頼先から消されることを恐れ、逃亡を計画したコブに、サイトー(渡辺さん)と名乗る大企業社長が、「インセプション」というアイデアを盗むのではなく植えつけるというミッションを依頼する。コブは自身の犯罪歴を消すという報酬の代わりに、サイトーのライバル会社を倒すため、最も危険なミッションを引き受ける……というストーリー。「想像(アイデア)」を巡り、頭の中で繰り広げる次世代の犯罪を描いた。映画は23日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)
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