アイドリング!!!:遠藤舞 米ドラマ「ドールハウス」に声優出演 プロデューサーも太鼓判

「ドールハウス」日本語吹き替え版試写会に登場した遠藤舞さん
1 / 1
「ドールハウス」日本語吹き替え版試写会に登場した遠藤舞さん

 アイドルグループ「アイドリング!!!」のリーダー遠藤舞さんが22日、米ドラマ「ドールハウス」の日本語吹き替え版で本格的な声優に初挑戦し、舞台あいさつに登場した。遠藤さんは「ドラマにこんなに長く出演したのは初めて」と話し、「個人的には主役のエコーが好きです。いろんな役をこなすところを見本にしたい」と作品の魅力を語った。声優の仕事は「またやりたい。私はアイドルなのでアイドルの役、男の子の役もいいな」と意欲を見せた。

あなたにオススメ

 「ドールハウス」は、人間の記憶を抜き出し、別の記憶を埋め込むという脅威のテクノロジーを持つ地下組織「ドールハウス」で、ドールとして要望に応じた記憶を刷り込まれて、さまざまな人格を持ってクライアントの元へ送り込まれるエコーと、その謎を追うFBI捜査官らの姿を描いたSFサスペンス。エコーを、米ドラマ「トゥルーコーリング」で人気を集めたエリザ・ドゥシュクさんが演じている。

 遠藤さんは昨年8月、同作品の日本版発売が決定した際、20世紀フォックスで行われたボイステストに自力で合格し、「ドールハウス」の科学者トファーの右腕であるアイビー役を獲得した。遠藤さんはアイビーの印象を「とても頭が良くて、上司のトファーにもズバズバ言う。気の強いところは私に似ているかな」と語った。収録はゲスト声優としてではなく、プロの声優とともに演じたといい、遠藤さんは「緊張しました。初めは一人で練習しながらとらせていただいたんですが、後半はプロのみなさんと一緒で、私一人が失敗して、やり直しになっちゃったらどうしようかと思いました」と振り返っていた。

 20世紀フォックスの街場勝利プロデューサーは、手紙で「声優として大物になる可能性を感じた。経験のない人にこれだけ重要で、たくさんせりふのある役をお願いするのは初めて」と明かし、「いつか主役をお願いする日を楽しみにしています」と絶賛。また、手紙には「ボイストレーニングをみなさんに見せて」というリクエストもあり、遠藤さんは割りばしをくわえて声を出すボイストレーニングを披露した。

 アイビーは、同ドラマのセカンドシーズンにも引き続き登場し、遠藤さんは「実は、次回作のセカンドシーズンにも出させていただけることになりました!」と報告、「慣れないアフレコで緊張したんですけれど、ドラマはとても面白くて引き込まれるので、ぜひ全部見てほしいです。第9話は、アイビーがいっぱい出ています」とアピールした。

 遠藤さんが声優として成長する様子は、テレビ番組「アイドリング!!!日記」(フジテレビ)のなかでも放送されていた。同ドラマは8月4日からレンタル開始。DVDコレクターズボックス(1万920円)は9月2日発売予定。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事