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コレってアリですか?:異色のコントバラエティーがゴールデン“昇格”

テレビ
27日から放送される「コレってアリですか?」=日本テレビ提供

 日常生活で「これってアリなの?」というエピソードを、人気芸人と実力派女優がコントで再現し、深夜番組として人気を集めたバラエティー「1億3千万人のエピソードバラエティー コレってアリですか?」(日本テレビ系)が、27日から毎週火曜午後9時のゴールデンタイムに“昇格”する。日常生活のちょっと“微妙”な瞬間をコミカルに切り取った意欲作だ。

 「コレってアリですか?」は、さまざまなシチュエーションで思わずキレそうになった体験を人気のお笑い芸人と女優がコントで再現したスペシャル番組「キレてもいいですか?」が15%の高視聴率をマークしたことを受けて、4月から毎週土曜深夜のレギュラー番組としてスタート。タカアンドトシ、バナナマン、オードリーと、南沢奈央さんがレギュラー出演し、キレそうになったエピソード以外にも、思わず「これってアリなの?」と感じてしまうエピソードや、駄目なところがある女「駄女(だめ)」の彼女に振り回される悲しい男たちのエピソードなどをコント仕立てで再現。若い女性を中心に人気を集め、わずか3カ月での昇格が決まった。

 ゴールデン昇格にあたっては、加藤ローサさん、栗山千明さんをレギュラーメンバーに加えた。加藤さんはスタジオトークにも出演しているが、初対面の南沢さんとも姉妹のような雰囲気で早速メンバーになじんでいるという。27日の第1回では、自分の悪口を言われていると思い込む男に振り回されるエピソードを、タカアンドトシのタカさんと加藤さんが再現する「聞き間違い男にキレてもいいですか?」、酔うと手が付けられなくなってしまう「駄女」の彼女をどうしても許してしまう彼氏のエピソードをオードリーの若林正恭さんとゲストの芦名星さんが演じる「酒癖の悪い女」などを放送する。

 演出を手がけるのは、「ぜんぶウソ」「潜在異色」など数々のコントバラエティーを手がけ、同局内でも「芸人から愛される演出家」と言われる安島隆さんだ。バラエティー番組は、出演者がスタジオでさまざまなトークを繰り広げる「トークバラエティー」が多いが、安島さんはコントのVTRを元にしたバラエティー番組を制作してみたいと考えたという。「ドラマなどで、登場人物がキレる描写はよくあるが、現実にキレることはそんなにないはず。日常生活で『これってアリなのかよ……』と思うぐらいの出来事をすくい取って客観的に描いていくと笑えるものができるんじゃないかと思った」と振り返る。

 最大の見どころとなるコント部分は、視聴者などからのリサーチやホームページに寄せられたエピソードの中から、なるべく多くの人に共感してもらえるものを選別。1本4分弱のVTRを制作するのに、5時間以上かけて行っている。早朝にスタートした撮影が深夜に及ぶこともしばしばで、それが週3日にもなるというハードスケジュールだが、多忙を極める出演者たちも、VTRをより魅力あるものにしたいという強い気持ちで奮闘。安島さんも「出演者もスタッフも、こうして手間をかけることが、たくさんの視聴者に喜んでもらえる番組につながると信じている」と話す。

 レギュラー陣の関係も見どころだ。安島さんが「1ショットでも存在感のあるコメディアン」と分析するタカアンドトシのタカさんと、そんなタカさんから一歩引いた位置から他の出演者をまとめていくトシさん。設定と役柄を指定すればアドリブで話を膨らませていくバナナマン、そんなくせ者ぞろいの先輩芸人たちに囲まれても持ち味を発揮していくオードリーと、個性的な芸人メンバーに、何事にも一生懸命でまじめな性格の南沢さん、初対面の南沢さんと姉妹のような雰囲気で早くもメンバーになじんでいる加藤さんという女優陣が加わることで、魅力的なスタジオトークが展開する。

 ゴールデンタイムの番組の演出を手がけるのは初めてという安島さんは「幅広い世代に見てもらえる時間帯ということで緊張するが、毎回手作りの料理を作るつもりで丁寧に番組を作りたい」と意気込みを語る。エピソードの再現コントが生みだす新たな笑いに注目だ。(毎日新聞デジタル)

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