お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰さんが2日、米ドリームワークスの3D劇場版アニメ「ヒックとドラゴン」（クリス・サンダース、ディーン・デュボア監督）の夏祭りプレミアイベントに登場。JR新宿駅前広場で、重さ約5キロのドラゴンの「トゥース」の衣装でワイヤで宙づりに挑戦した。今年1月、撮影中に左足を骨折した春日さんは「どこまでなら危険なことをやってくれる？」という質問に「ま、死ぬのはNGですが、その手前までは」と話したが、相方の若林正恭さんが「偉そうに話してますが、主治医に言わせると、春日さんは普通の人よりちょっと回復が遅いらしいです」と暴露し、春日さんをあわてさせていた。

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　「ヒックとドラゴン」は、海賊とドラゴンが戦いを繰り広げていた遠い昔のバーク島で、ひとりぼっちのバイキングの少年「ヒック」と傷ついたドラゴン「トゥース」が出会い、秘密の友情を築いていく……という物語。3月26日の全米公開時は初登場1位、現在全米での興行収入は2億1000万ドルを超える驚異的なヒットを記録し、早くも続編の製作が決まっている。春日さんの持ちネタ「トゥース！」と作品に登場するドラゴンの名前が同じことから、「ヒックとドラゴン」の宣伝キャプテンに任命された。

　「相方に勇気があるなと思うところは？」と聞かれ、若林さんは「基本的にまじめな男なんですよ。台本もしっかり読んで。勇気というか、しっかり準備する姿勢、見習いたいですね」と意外な一面を明かし、「いやいやいや」という春日さんを無視して「今日も台本にいっぱい書き込みをしていました」と暴露していた。映画は8月7日に新宿ピカデリーほか全国で公開予定。（毎日新聞デジタル）