注目映画紹介:「魔法使いの弟子」 ブラッカイマー氏パワー全開のアトラクション映画

「魔法使いの弟子」の一場面。(C)2009 Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.
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「魔法使いの弟子」の一場面。(C)2009 Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

 「ナショナル・トレジャー」シリーズのニコラス・ケイジさんと、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんが仕掛けるディズニーの娯楽大作「魔法使いの弟子」(ジョン・タートルトーブ監督)が13日、公開された。原案は1940年に製作されたディズニーアニメ「ファンタジア」の一編で、現代のニューヨークに舞台を移して冒険ファンタジーが展開する。

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 映画は、善の魔法使いマーリンが、悪の魔法使いモルガナとの戦いに敗れ、マーリンの弟子であるバルサザール(ケイジさん)は1000年以上、偉大なマーリンの後継者探しを続けていた。とうとう物理オタクの大学生デイブを見つけ出す。バルサザールはデイブに魔法をたたき込もうとするが、デイブは全く自覚がない。そんな時、封印されていたはずのモルガナの弟子たちが次々とよみがえり、ニューヨークで大魔法戦争が巻き起こる。

 魔法使い同士の死闘となれば、魔法のかけあい合戦かと思いきや、ニューヨークの街中をスポーツカーで疾走したり、ワシや牛のオブジェが動き回ったりというアクション満載で、物理オタクのデイブが「科学の力」を借りて悪者退治をしていく。単なるファンタジーに終わらず、アクション、ファンタジーが入り乱れる。敏腕プロデューサー・ブラッカイマー氏のパワーが全開のアトラクションムービーだ。

 13日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル) 

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