ジャンプSQ.19:iPad向けに配信 集英社のマンガ誌では初、違法配信駆逐を検証

iPad用アプリ「ジャンプSQ.19D」の画面(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.(C) 2010 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.
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iPad用アプリ「ジャンプSQ.19D」の画面(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.(C) 2010 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

 集英社は17日、季刊マンガ誌「ジャンプSQ.19(エスキューイチキュー)」を19日から、米アップルのタブレット型端末「iPad」専用アプリとして配信すると発表した。同社のマンガ誌がiPad向けに配信されるのは初めて。 

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 著作権を無視した形で、マンガのデータを違法配信するケースが増えており、同社では、正規版のデータを提供することで、マンガ家や作家の保護や違法コンテンツ駆逐に及ぼす結果を検証したいとしている。

 「ジャンプSQ.19」は、月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」から生まれた季刊の増刊誌。「いちご100%」の河下水希さん、「To LOVEる」の矢吹健太朗さん、「トライガン」の内藤泰弘さんら人気マンガ家の新作、番外編に加え、新人作家の意欲作が掲載されている。5月19日に初号が発売され、今月19日には夏号として第2号が発売される。

 配信は、ヤフーがアプリの開発、運営を受託して配信主体となり、「ジャンプSQ.19D(デジタル)」としてアップルのアップストアから配信する。iPad専用で、iPhoneには対応していない。19日から体験版として初号を10月末までの期間限定で無料配信。26日から2号を合わせて450円で販売する。配信は一部の作品を除くマンガのみで記事などは配信しない。(毎日新聞デジタル)

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