松本人志:NHK「仕事の流儀」に出演 約半年におよぶ密着ドキュメンタリー 10月放送

NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演する松本人志さん
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NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演する松本人志さん

 左股(こ)関節唇損傷のため休養し18日に仕事復帰したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(46)が、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演することが19日、分かった。笑いの舞台裏を探ろうと松本さんへの密着取材は約半年に上ったといい、同社広報は「ドキュメンタリー番組でこれだけ松本さんの創作の現場に密着したのは初めて。長いキャリアの中でも、異例の密着取材」と発表している。

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 「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、毎回ある仕事に焦点を当て、そのプロフェッショナルをスタジオに招いて仕事ぶりや信念などをドキュメンタリー映像とインタビューで紹介する番組。3月にいったん放送を終了したが、10月からドキュメンタリーに特化してリニューアルし、新たに放送をスタートする。松本さんはその第1回のゲストとなる。米マリナーズのイチロー外野手やマンガ家の浦沢直樹さんに密着取材をした経験のある堤田健一郎ディレクターが担当。松本さんは、同番組で出演を懇願していた人の一人といい、昨年から出演交渉をはじめ、今年3月から撮影をスタート、現在も撮影中という。

 同社広報では「笑いのカリスマ松本人志の“笑いの創造の舞台裏”に密着。どうやって松本人志の笑いがうまれるのか、生み出していくのか、その秘密に迫る」と番組内容を説明。松本さんがNHKの番組に出演するのは07年放送のインタビュー番組「松本人志の大人間論」以来、約3年ぶり。

 松本さんは、吉本興業が創立した養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」大阪校の第1期生で、浜田雅功さんと「ダウンタウン」を結成。人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系列)や、「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系列)などでは企画・構成も担当し、エッセー「遺書」「松本」がベストセラーとなるなど多才ぶりで知られ、07年に映画「大日本人」で監督デビューした。6月28日に左股関節唇損傷の手術のため、1、2カ月の休養を発表していた。

 番組は総合テレビで10月に初回拡大スペシャルとして放送予定。(毎日新聞デジタル)

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