アーティストのGACKTさん率いるライブ限定バンド「YELLOW FRIED CHICKENz（イエロー・フライドチキンズ）」が29日、東京・青海のライブハウス「Zepp東京」で、「GACKT YELLOW FRIED CHICKENz 煌☆雄兎狐塾～男女混欲美濡戯祭～（きらめきおとこじゅく～だんじょこんよくみじゅぎまつり～）」を開催。観客の“水着着用”が参加条件となっており、会場はトランクスとビキニの男性とビキニの女性、合わせて約2500人で埋め尽くされた。ライブの模様は9月4日、WOWOWで放送される。　

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　ライブは、「YELLOW FRIED CHICKENz」が、3月に川崎で行った漢（オトコ）限定ライブ「煌☆雄兎狐塾～男尊女秘肌嘩祭～（きらめきおとこじゅく～だんそんじょひはだかまつり～）」を、女性も参加可能にした国内ツアーファイナルの追加公演。同ツアーは、凝った演出を排除し、「演者と観客が音楽でぶつかり合い暴れまくること」を目的としている。

　GACKTさんは「YFC！　YFC！」というファンのかけ声に迎えられ、アロハシャツと海水パンツにグローブをはめた姿で登場。「お前ら、暴れに来たんだろ？」と叫び、「いけんのか、オトコ！」「もっと声出せオンナ！」と全力でファンを挑発しながら、アンコールを含め、全16曲を歌いきった。

　水着という解放的な姿の影響もあってか、GACKTさんはライブ開始後まもなくアロハシャツを引きちぎるように脱ぎ、ファンは大喜び。アップテンポの楽曲「Vanilla」では、腰をくねらせながらセクシーに踊り、トランクスをずり下げてみせるなど、大胆なパフォーマンスを披露し、その度に、会場では絶叫と悲鳴が響き、興奮の渦に包まれていた。

　ライブが中盤になると、ファンのかけ声は「GACKT」から「アニキ」に変わり、GACKTさんは「お前たちと出会えて、心からうれしく思うぜ、兄弟！」と熱く叫び、「お前ら、愛してるぜ！」とのどをからして、声援に応えていた。ライブの模様は9月4日午後8時半から、WOWOWで放送予定。（毎日新聞デジタル）