瀧本美織:「日本のお茶の間に元気を」NHK朝ドラ「てっぱん」ヒロイン 葉加瀬太郎も応援

NHK朝のテレビ小説「てっぱん」の会見に登場したヒロインの瀧本美織さん(左)と葉加瀬太郎さん
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NHK朝のテレビ小説「てっぱん」の会見に登場したヒロインの瀧本美織さん(左)と葉加瀬太郎さん

 27日から放送されるNHKの連続テレビ小説「てっぱん」の第1週試写が1日、NHK放送センター(東京都渋谷区)であり、ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織さん(18)が会見を行った。ドラマ初主演の瀧本さんは「タイトルロールを見て涙が止めどなくあふれてきました。涙なしでは見られなかった」と語った。 

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 「てっぱん」は広島県尾道市と大阪が舞台。ヒロイン・村上あかりは、お好み焼きとトランペットをこよなく愛する尾道の鉄工所の娘だったが、自分が養子であることを知り、それまで存在を知らなかった祖母・初音が暮らす大阪へ出る。偏屈な祖母と衝突しながらも、やがて2人でお好み焼き屋を開業して奮闘する物語。あかりの祖母を富司純子さん、母を安田成美さんが演じる。ナレーションは中村玉緒さん。

 瀧本さんは「1週間にこれほど笑いと涙が詰まっているドラマはないと胸を張って言える。日本のお茶の間に元気を届けたい」とはつらつとした笑顔で語り、トランペットについて「楽器はやったことがなく、楽譜もほとんど読めないけれど、先生がほめて伸ばしてくださる。劇中に出てくる曲はすべて吹けます。あとは情熱大陸を吹きたい」とコメント。瀧本さんは会見中終始笑顔で、質問されるたびに起立して回答するなど礼儀正しい一面を見せていた。

 会見には同ドラマのテーマ曲などを担当する音楽家の葉加瀬太郎さんも登場。「瀬戸内の風景が地中海に見えるように書いた」と楽曲のイメージを話し、「人生の中で最もいい曲ができた。毎日自分の曲で朝を迎える喜びがある」とコメント。瀧本さんとトランペットの相性について「元々持っている女優としてのキャラクターと合っている。ぴったり」と太鼓判を押していた。

 また高視聴率の「ゲゲゲの女房」の後番組であることについて瀧本さんは「プレッシャーはありません。引き続き見ていただければ」と話し、葉加瀬さんに「高視聴率のままいけるんじゃないの」と言われると「ピンチはチャンスみたいなことですね!」ととぼけた発言で報道陣を沸かせた。

 第1回は08年の夏、ヒロインのあかりが野球部の応援でトランペットを吹くシーンから始まる。放送は27日~11年3月26日。全151回。(毎日新聞デジタル)

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