渡り廊下走り隊:渡辺麻友「オリコン3位入らなければかつら」宣言 新曲「ギュッ」発売イベント

イベントを行った「渡り廊下走り隊」の(左から)平嶋夏海さん、多田愛佳さん、渡辺麻友さん、仲川遥香さん、菊地あやかさん
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イベントを行った「渡り廊下走り隊」の(左から)平嶋夏海さん、多田愛佳さん、渡辺麻友さん、仲川遥香さん、菊地あやかさん

 人気アイドルグループAKB48のスピンアウトユニット「渡り廊下走り隊」が1日、東京都内で新曲「ギュッ」の発売イベント「ハッ!としてギュッ」を行った。メンバーの渡辺麻友さん(16)はこの曲がオリコン週間ランキングで3位以内に入らなかった場合、「(お笑いコンビ『響』のネタ)『みつこ』のかつらを全員でかぶって登場します」と集まった1200人のファンの前で宣言した。

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 「渡り廊下走り隊」は、渡辺さんと多田愛佳さん(15)、仲川遥香さん(18)、平嶋夏海さん(18)、菊地あやかさん(17)の5人組ユニット。これまでに出したシングルはいずれもオリコン週間ランキングでトップ10入りしており、4枚目のシングル「アッカンベー橋」は1位を獲得し、グループ内ユニットでは8年4カ月ぶりの快挙を達成した。

 「ギュッ」は作詞を「カシアス島田」こと島田紳助さん(54)が担当し、秋元康さん(54)と初めて共同プロデュースを手がけた作品。島田さんは「良い作品ができたと私自身満足しています。渡り廊下走り隊のさわやかさ、元気、青春の最中(さなか)をイメージしてこの作品を作りました」とコメント。秋元さんも「以前から島田紳助さんが書く歌詞がいいなあと思っていました」と言って、島田さんから手紙をもらい、出来上がった複数の候補の中から同曲を選んだと明かし、「耳に残る『ギュッ』というフレーズに、ヒットの予感がします」とコメントしている。

 イベントでメンバーは「ギュッ」「完璧ぐ~のね」を披露し、ファンは大盛り上がり。渡辺さんは「発売初日なのにこんなに盛り上がってくれてうれしい」と感激した様子。島田さんの作詞について「どんな歌詞がくるのかわくわくしていた。すごいかわいい歌詞でびっくり」と話し、平嶋さんは「今までなかったような詞の世界観や言葉遣いがあって新鮮」と笑顔を見せた。またシングルのタイトルにちなみ、「ギュッとされたいとき、したいとき」を聞かれると渡辺さんは「たくさんのアルパカをぎゅっとしたい」と話していた。

 イベントの司会はお笑いコンビ「響」の長友光弘さん(32)、小林優介さん(32)が務めた。渡辺さんのいう「みつこのかつら」は長友さんが演じる女子高生のキャラクター「みつこ」のおかっぱ頭のかつらのことでメンバーは口々に「こんなかつらかぶりたくない」といやがっていた。同シングルが3位以内に入らなかった場合、かつら姿のお披露目は10月31日の同シングル発売記念ライブ&握手会で行われる。

 シングルには、「ギュッ」と「手のひら」「ゴメンナサイ」の計3曲と各曲のインストゥルメンタルバージョンを収録し、DVD付きの初回盤A、Bとブックレット付きの初回盤CとCDのみの通常盤の計4バージョンを同時発売。それぞれオリジナルトレーディングカードやイベント参加抽選シリアルナンバーカードなどの特典が付く。各初回盤は1700円、通常盤は1200円。(毎日新聞デジタル)

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