Wエンジン:“匠の技”に「ほれてまうやろー!」30万円で実家を劇的に大改造

えとう窓口さんの実家を前に並ぶ(前列左から)「Wエンジン」のえとう窓口さん、チャンカワイさん、(後列左から)えとう窓口さんの弟、母=ABC提供
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えとう窓口さんの実家を前に並ぶ(前列左から)「Wエンジン」のえとう窓口さん、チャンカワイさん、(後列左から)えとう窓口さんの弟、母=ABC提供

 人気お笑いコンビ「Wエンジン」のチャンカワイさんとえとう窓口さん2人の実家のリフォームの様子が、テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」(ABC、テレビ朝日系)で12日に放送されることがわかった。予算はそれぞれ30万円。アイデア満載のリフォームで毎回、依頼者から感嘆の声を受ける「匠(たくみ)」。チャンカワイさんの口からもあの決めぜりふが……。

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 「劇的ビフォーアフター」は、家屋に関する家族の悩みを「匠」と呼ばれる建築士や大工などがリフォームを通じて解消するという番組。チャンカワイさんの実家の悩みは「洗濯物が干せない家」。隣の空き地が雑草だらけで、重度の花粉症を患う母親には最悪の環境で、洗濯物を外に干すことも、窓を開けて風を通すこともできないという深刻な問題を抱えている。

 一方、えとう窓口さんの実家は「バケツのお風呂に入る家」。父が47歳の若さで亡くなり、多額の借金を抱えて家を失った母親が、20年前に3人の子供を連れて移り住んだ、築60年の古い平屋で、一番の悩みはお風呂。コンクリートで囲われた簡素な風呂場は、浴槽はあるものの、排水口からお湯が逆流するため使えず、小さな四角いバケツをお風呂代わりに使用している。

 番組では、チャンカワイさんは「母に気持ちよく洗濯物を干してもらえるスペースを……」、えとう窓口さんは「年老いた母がゆっくり入れるお風呂場を……」と、一番悩んでいる部分のリフォームを依頼する。チャンカワイさんは2年前まで仕送りを続けてくれた両親へ、えとう窓口さんは父亡き後、苦労してきた母へ、コンビ同時のW親孝行リフォームとなるが、予算はそれぞれ30万円。しかし、それを逆手に取った匠のアイデア満載のリフォーム術や、チャンカワイさんも思わず「ほれてまうやろー!」と叫んでしまうほどの見事な技が連発される。

 2人は相方の実家の作業をお互い手伝うなどコンビで協力。2人の親孝行ぶりに、スタジオの所ジョージさんが「感動しちゃったよな!」と絶賛すれば、ゲストの東ちづるさんも「なにこれ!すごい!」と感極まって思わず涙ぐむ。「WエンジンのW親孝行リフォーム」は12日午後7時58分から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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