映画興行成績:「海猿」初登場首位で好スタート 「機動戦士ガンダム00」は3位に

「THE LAST MESSAGE 海猿」の一場面。(C)2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社
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「THE LAST MESSAGE 海猿」の一場面。(C)2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社

 21日発表された18、19日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、18日に公開された伊藤英明さん主演のアクション映画「THE LAST MESSAGE 海猿」が初登場首位に輝いた。3連休で約94万人を動員、興行収入も14億3000万円を突破し、前作「LIMIT OF LOVE 海猿」と比較しても興行収入で130%の好スタートを切った。

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 2位は先週1位だったホラーアクション「バイオハザード4 アフターライフ」で、累計動員約150万人、興行収入約23億円を記録。劇場版アニメ「劇場版 機動戦士ガンダム00−A Wakening of the Trailblazer−」が初登場3位だった。

 「海猿」は、海上保安官の活躍を描いた佐藤秀峰さんのマンガが原作。04、06年に映画化されたほか、02、05年にテレビドラマ化もされている人気作。06年の2作目「LIMIT OF LOVE 海猿」は動員500万人、興行収入76億5000万円を記録する大ヒットとなった。シリーズ完結編となる今作では、巨大台風が直撃する天然ガスプラント「レガリア」を舞台にした救出劇が繰り広げられる。また、本作はシリーズ初となる3D作品で、連休3日間成績の内訳は3D(277スクリーン)が動員65万6000人、興行収入10億6000万円、2D(190スクリーン)が動員28万4000人、興行収入3億7000万円となり、3Dシェアは74.1%となった。

 「劇場版 機動戦士ガンダム00」は、08~09年に放送されたテレビアニメ版の2年後が舞台。130年前に廃船となっていた木星探査船が地球圏に接近したことから、主人公の刹那・F・セイエイら「ガンダムマイスター」たちが、人類の存亡をかけた戦いに身を投じる……というストーリー。連休3日間で18万2000人を動員、興行収入2億5000万円を記録した。

 その他の新作では、40カ国以上で翻訳され700万部を売り上げているエリザベス・ギルバートさんの自伝的小説を、ジュリア・ロバーツさん主演で映画化した「食べて、祈って、恋をして」が6位に入った。(毎日新聞デジタル)

1位 THE LAST MESSAGE 海猿

2位 バイオハザードIV アフターライフ

3位 劇場版 機動戦士ガンダム00−A Wakening of the Trailblazer−

4位 悪人

5位 BECK

6位 食べて、祈って、恋をして

7位 ハナミズキ

8位 借りぐらしのアリエッティ

9位 トイ・ストーリー3

10位 ベスト・キッド

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