女優の松下奈緒さん（25）が27日、出演するドキュメンタリー番組「NHKスペシャル　日本列島　奇跡の大自然」の会見に登場。主演した連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」最終回が平均視聴率23.6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で期間最高を記録したことについて「本当に多くの方に見ていただけてうれしい。長いことみんなで力を合わせて作ってきて、終わってしまうんだということも感じてさみしいという気持ちもあった」と話した。

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　「日本列島　奇跡の大自然」は、高度1万メートルを飛ぶジェット機から見下ろした日本列島や、長期定点撮影で記録した季節の移り変わり、ハイスピードカメラで撮影した動物たちの姿など日本の自然を2回にわたって紹介する。撮影は3年にわたって行われた。松下さんは新潟のブナの森と太平洋の海岸を訪れ、日本の自然にはぐくまれた日本文化や日本人の自然観を案内する。

　年末の紅白歌合戦の司会について聞かれると松下さんは「（オファーは）全然ないですけど、音楽は好きですし、お話があれば光栄。どこかにそんなお話があるんであればうれしいけれど、分かりません」と笑顔で答えていた。「日本列島　奇跡の大自然」のロケは「ゲゲゲの女房」のクランクアップ後だったといい、「すがすがしい気持ちでした」とコメント。現地へはフィルムカメラとデジタルカメラを持っていき、趣味の写真撮影も行ったと言うが「（カメラに）フィルムが入ってなかったんですよ！　びっくりしました」と少し、とぼけた一面も見せていた。

　森にスポットを当てた第1集「森　大地をつつむ緑の物語」は10月9日午後9時～同10時13分、海を中心にした第2集「海　豊かな命の物語」は同月10日午後9時～同9時58分に総合テレビで放送。ナレーションは俳優の上川隆也さんが担当する。（毎日新聞デジタル）