アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(27)が27日、映画「大奥」(金子文紀監督)の舞台あいさつ付きプレミア試写会に、女優の柴咲コウさん(28)ら出演者7人と共に登場した。二宮さんは「玉木宏ってかっこいいんだな、ということですね」と切り出し、「みんな個性があっていいんですよ。(堀北)真希ちゃんは日本人形みたいだし(中村)蒼君も可愛いくて勢い余ってチューしちゃったし、将軍(柴咲さん)も『男ってちっちぇな』と思わせてくれるし……」と共演者を全員をベタ褒めしていた。
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「大奥」は、よしながふみさんが隔月刊誌「メロディ」(白泉社)で連載し、09年の手塚治虫文化賞を受賞したSFマンガが原作。謎の疫病で男性が女性の4分の1の人口になって男女の役割が逆転し、仕事も政治も女性が取り仕切るようになった江戸時代を舞台にしている。貧乏旗本の水野(二宮さん)が、美男子3000人が集められた女人禁制「大奥」に奉公し、出世を遂げていくが、大奥の改革を目指す徳川吉宗(柴咲さん)が第八代将軍に迎えられ、さまざまな事件に巻き込まれるという物語。約1200人が集まった試写会には、薬問屋の娘・お信を演じる堀北真希さんほか、アイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」の大倉忠義さん、中村蒼さん、玉木宏さん、佐々木蔵之介さん、和久井映見さんらも出席した。
試写会では、出演者がそれぞれ映画の見どころをアピール。堀北さんは「私が演じたお信は本当ピュア。時代に関係ない2人の恋にも注目してほしい」と話すと、玉木さんは「個人的に好きなのは、二宮君と大倉君の立ち回り」と話した。大倉さんは玉木さんとの“ラブシーン”について、「女性が男性に安心感を求めるってこういうことかな」と意味深な発言で、会場の笑いを誘っていた。金子監督は「映画の全部が見どころ。僕は嫌いなシーンがないんで、おすすめもここって決められない。皆さんが好きなところを決めてくれれば」と語っていた。映画は10月1日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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