石原さとみ:「オダキョーって呼んで」 ド派手ドレスで「霊能力者 小田霧響子の嘘」会見

ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」制作会見に登場した石原さとみさん
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ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」制作会見に登場した石原さとみさん

 石原さとみさんが29日、主演ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」(テレビ朝日系)の会見に、衣装の派手なドレス姿で登場。「今、(身長が)180センチ弱あって、歩くのが大変です。タイトルが長いなって思われた方は、「オダキョー」って呼んでいただければうれしいです」とあいさつ。衣装については「話し合いから参加してゼロから作りました。和洋折衷、なんだこの人っていうインパクトを与えたいと思いました。着慣れてないなっていう雰囲気を出したいとも思いました」と語った。

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 「霊能力者 小田霧響子の嘘」は、「ライアーゲーム」の甲斐谷忍さんが07年から、「ビジネスジャンプ」(集英社)で連載中のマンガが原作。美人カリスマ霊能力者、響子(石原さん)が、圧倒的な存在感と何でも見通す“霊視”能力で絶大な人気を誇るが、実は霊能力など持っておらず、テレビ収録の合間に地道に集めた情報を基に推理し、超常現象の謎を暴いていく……というストーリー。響子の相棒の谷口一郎役を谷原章介さんが、響子を自在に操るツンデレ女性社長役をアイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが演じる。

 普段は地味だが、華やかなドレスに身を包めば、奇想天外な天才美人カリスマ霊能力者に変身する小田霧響子役の石原さんは「悪い人を改心させていく優しいうその言葉がすてき。人を救えるうそを言える役柄はうれしいです」と話し、「オン響子とオフ響子、キャラクターが難しいので、細かいことを気にしながら作っています」と役作りについて話した。

 大島さんは「石原さんは本当に気さく。モチベーションもポテンシャルも変わらず、とても美しいです。(ドレスの)衣装の時は、目が合うとどきっとしてしまいます」と話し、谷原さんは「さとみちゃんは、最初に会ったときは可愛らしい女の子の印象。再会したら大人の女性になられていた。さとみちゃんのNGは見たことないです。付いていきます」と絶賛していた。

 原作の甲斐谷さんは「最新作17年間の集大成を素晴らしい俳優さんでやっていただけるのはうれしい」と感慨深げで、谷原さんは「愛にあふれた作品。人間の間違いをどう正そうか、その人をどう立ち直らすのか、小田霧さんはそれが分かる人。間違いを犯してしまった人のことも愛している、そんな作品です」とアピールした。ドラマは10月10日から、毎週日曜午後11時の「日曜ナイトドラマ」枠で放送予定。(毎日新聞デジタル) 

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