俳優の玉木宏さんが菅野美穂さん主演の新ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」(関西テレビ・フジテレビ系)で初の刑事役に挑む。これまではマンガのキャラクターなどエンターテインメント性の高い役どころが多かったが、今回は後輩の死で落ちぶれた元エリート刑事役で初めてボサボサの長髪姿を披露。菅野さん演じる芽衣子と事件の関連性に気づき、芽衣子に引かれながらも真相に近づくという複雑な役どころ。28日の制作発表会に登場した玉木さんは「20代ではできなかったと思う。30代になって初めての連ドラがこれでよかった」と話し、「心の闇を抱えた人間くさい刑事にやりがいを感じています」と新境地に意気込んでいた。
同ドラマは、表向きは明るく丁寧な接客ぶりが評判のペットサロンで働くトリマーだが、19歳のときに姉の夫と息子を殺害した罪で懲役刑を受け、12年間刑務所で服役していた過去を持つ野上芽衣子(菅野さん)が、刑期を終えて出所してから1年後、どうしてもやり遂げなければならない復讐(ふくしゅう)計画を実行していくオリジナルのミステリードラマ。
玉木さん演じる真島は、キャリア組の切れ者で将来を嘱望されていたが、1年前に自分のミスが原因で捜査中に後輩を死なせて以来、すべてに嫌気が差し、恋人とも自ら遠ざかるようにして別れ、酒におぼれる捜査1課の刑事。親身に接してくれた先輩が失踪(しっそう)したことを機に、いくつかの事件の関連性に気がつき、真相を追ううちに、芽衣子にたどり着く。事件と芽衣子の関係を探るため、あくまでも刑事として接近する真島だったが、いつしか男として心を引かれ、自らも破滅へ向かう怖さと闘いながらも、芽衣子の裏の顔へと迫っていく。最後に彼女の真意を知ったとき、彼には大きな選択が待ち構えていた……。
役作りに関して、玉木さんは「いろいろ勉強しようかと思ったんですけれど、台本を読んでみてもやさぐれていて刑事らしくないので、あえてほとんど何もしていない」といい、「真島は1年前の事件がきっかけで、髪がボサボサでも身だしなみに気を取られなくなった人物にしたかった。長髪はこの仕事で初めてですね」と話した。
ドラマの魅力について、玉木さんは「人間ドラマだと思う。真島は刑事として悪いことをしているのが分かりつつ、芽衣子に引かれてしまう。すごく繊細な部分をお芝居で見せていけたら。真剣に取り組めば新しい何かが生まれてくるんじゃないかと信じています」と語り、「ここまで重たいドラマって最近ないので見応えがあると思います。菅野さんの演技は僕自身も楽しみ。悪女っぷりを見届けてください」とPRした。ドラマは10月12日から毎週火曜午後10時放送予定。初回は11時9分までの拡大版。(毎日新聞デジタル)
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