電撃文庫:アニメヒロインが日本経済に喝! 日経全面広告で意外性狙う

26日付の日経新聞朝刊に掲載された「とある魔術の禁書目録2」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の広告
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26日付の日経新聞朝刊に掲載された「とある魔術の禁書目録2」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の広告

 10月から放送開始予定のアニメ「とある魔術の禁書目録(インデックス)2」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の両ヒロインが9月26日付の日経新聞朝刊の全面広告に登場し、「立ち上がれ、日本経済」とエールを送った。企画した電撃文庫(アスキー・メディアワークス)などによると、日経にアニメのヒロインという意外性と面白さを狙ったといい、「ライトノベルだって日本経済を支えている」という意気込みを示したという。

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 登場するのは、「禁書目録」のインデックスと「俺の妹」の高坂桐乃で、ともにライトノベルが原作で電撃文庫が誇る二大ヒロイン。インデックスが「世界の常識を変えるのは、あなたの力なんだよ。だから、一緒に頑張ろうね。」、桐乃が「落ち込む暇があったら、めいっぱい頑張ればいいじゃん。今を変えるのは、あなた次第なんだからさ。」とエールを送っている。広告は14ページに掲載され、関東と東北地方、甲信越、東海地方(愛知県は除く)の「東京本社版」のエリアで配布された。

 「とある」は、鎌池和馬さん作、灰村キヨタカさん画のライトノベルで、1~23巻で900万部以上を発行している。超能力が科学のように発達した巨大な学園都市を舞台に、相手の超能力を何でも打ち消す不幸な少年・上条当麻が、「魔術」の世界から逃げてきた少女・インデックスと出会い、トラブルに巻き込まれながら、少女を守るために戦うという物語。

 「俺の妹」は、伏見つかささん作、かんざきひろさん画のライトノベル。1~6巻で150万部以上を発行している。モデルもこなすプライドの高い妹から、趣味についての“悩み”を告白され、兄として面倒をみることになる……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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