戦場カメラマンの渡部陽一さんが8日、「桃太郎電鉄ワールド」(DS、ハドソン)のCMに初出演した。タレントの山本梓さんと横浜市内で撮影を行った渡部さんは「戦場カメラマンで、いいのかというのが素直な思いです」と恐縮しきり、限られた時間の中でセリフを話さなければいけないCM撮影に「不安で、いっぱいですけど、ベストを尽くします」と独特のゆっくりとした口調で話し、報道陣の笑いを誘った。
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「桃太郎電鉄」は、シリーズ累計出荷本数が1000万本を超えるボードゲームの人気シリーズ。プレーヤーは、鉄道会社の社長となり、日本全国を鉄道で巡りながら目的地に到達して賞金を獲得、各地方の名物物件を買い集めて、日本一のお金持ち社長を目指す。また、目的地から一番遠かったプレーヤーには「貧乏神」が取り付き、プレーヤーの邪魔をする。最新作「桃太郎電鉄ワールド」は、世界を舞台に展開される。5460円で12月2日発売。新CMは、ピンクのキャビンアテンダントの制服姿の山本さんと、飛行機の座席に座った渡部さんが、“桃鉄”に世界編が登場することをPRする内容で、11月下旬から放送予定。
自身が漫画化され、そのマンガが掲載された週刊誌の表紙が山本梓さんだったという渡部さんは、山本さんについて「素直に美しい。そして目が、すごく印象的だと思いました。日本人特有の完全なブラックではなく、微妙に外国の方のように薄茶色なんですね。カメラマンとして驚きました」と語り、山本さんも「テレビで見たままで、丁寧で優しい方。すごくおおらかな性格で、戦場で万が一のときに逃げられるのか心配しました」と印象を語っていた。
CMについては、山本さんが「渡部さんと私の掛け合いみたいなものが面白いと思います」とアピールすると、渡部さんは「ぼくは『桃鉄』がいよいよジャパンから世界に飛び出していく、その飛行機に乗って自らが確認にいけるという設定は喜んで参加したかったんです。非常に世界という言葉に引かれました」と話していた。
また、この日明らかになったタレントの安田美沙子さんと城田優さんとの破局報道については、「安田さんから報告はない?」との問いかけもあったが、無言でうなずくだけだった。(毎日新聞デジタル)
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