女優の松嶋菜々子さん主演で、大ヒットハリウッド映画をリメークした「ゴースト もういちど抱きしめたい」(大谷太郎監督)の完成披露試写会が12日あり、松嶋さんと韓国人俳優のソン・スンホンさんらが舞台あいさつを行った。オリジナル版で話題を呼んだろくろを回すシーンについて嶋さんは「台本を見て、『やはりあるな』と思いました。オリジナルでもロマンチックですてきなシーンなので、アジア版でもその空気感を大事にしなくてはと緊張して臨みました」と話し、ソンさんは「(ろくろは)簡単そうだなと思ったのですが、実際やってみたら本当に大変でした。ロマンチックなシーンですが、手にも力を入れなければいけず、形を作らなければならないので練習しておけばよかったと思いました」と明かした。
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舞台あいさつでは、司会から本作が11月25日に韓国で公開されることが発表された。ソンさんは「韓国でも早く公開してほしいと思っていたので、本当にうれしく思っています。韓国のファンも期待していると思うのでうれしく思います」と喜びを語ると、観客から大きな歓声が上がった。
90年に公開されたオリジナル版「ゴースト ニューヨークの幻」(ジェリー・ザッカー監督)は、デミ・ムーアさん演じる主人公のモリーの恋人サム(パトリック・スウェイジさん)は何者かに殺される。しかし、サムは幽霊となってモリーを狙う悪者から彼女を守る……という、サスペンスラブファンタジーで、大ヒットを記録した。今回のリメーク版は、2010年の日本が舞台。会社社長の七海(松嶋さん)は、陶芸家を目指す韓国人青年のキム・ジュノ(ソンさん)と恋に落ちるが、ある事件に巻き込まれ、命を落としてしまう。彼女の魂は天国には行かずに、ジュノのそばにとどまる……という物語。
橋本さとしさんは「美しいラブストーリーの中、ダーティーな役で、ソンさんのファンに怒られるのではないかと思うくらいナイフ片手に追い回しました。走るのが速くて追いつくのが大変でした」と役柄について語り、韓国語での演技を披露する鈴木砂羽さんが「ほんのちょっとですが、ソンさんに発音を教えていただきました」と話すと会場から「いいなあ」と鈴木さんをうらやむ声が上がっていた。
ろくろのシーンについて大谷監督は「オリジナルの方は付き合っている2人がキスをするシーンですが、こちらは2人が付き合って初めてキスをするシーンということで、初々しく、二人の気持ちがつながる瞬間を大事にしました」と設定を説明。ソンさんは「いろいろ悩みましたが、アジア版ゴーストに出演しないと後悔すると思いました。誰かを愛したことのある人、恋したことのある人には共感していただけると思います」と映画をアピールした。
映画は11月13日全国で公開。主題歌は平井堅さんの「アイシテル」、挿入歌で「ライチャス・ブラザーズ」が歌ったオリジナル版の主題歌「Unchained Melody」を平井さんがカバーする。(毎日新聞デジタル)
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