パーフェクト・リポート:初回視聴率7.7% フジ日曜午後9時の新ドラマ枠

「パーフェクト・リポート」の会見に出席した松雪泰子さん(中央)と共演者ら
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「パーフェクト・リポート」の会見に出席した松雪泰子さん(中央)と共演者ら

 フジテレビが新設した日曜午後9時の新ドラマ枠「ドラマチック・サンデー」の第1作として、女優の松雪泰子さんが初めて報道記者役に挑戦したドラマ「パーフェクト・リポート」の第1回が17日放送され、平均視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 

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 「パーフェクト・リポート」は、松雪さん演じる才色兼備の蒼山叶(あおやま・かなえ)は、報道魂は一流でも組織人としては最低で、融通の利かない扱いづらい女性。蒼山がエリート集団の社会部を追い出され、おちこぼれ記者たちが所属する遊軍取材チームのリーダーに任命されるところから物語が始まる。

 蒼山の部下となる遊軍取材チームは、タレント気取りの人気女子アナで緊急ニュースで原稿を読み間違えて異動させられてきた奥澤緑(相武紗季さん)、取材対象者からのクレームが絶えない“おやじ記者”の白石弘(小日向文世さん)、映画監督気取りのカメラマン・黄田功(要潤さん)、カメラにはほとんど触ったことのない万年下積みカメラアシスタントの紫村健(小柳友さん)、的外れな言動と間の悪さで先輩たちを怒らせるAD・桃井祐(遠藤雄弥さん)という“お荷物人間”ばかり。そこへ政治部から、必要最低限の取材しかしない記者・赤坂衆(小出恵介さん)が蒼山の“お目付け役”として飛ばされてくる。

 1話は偽装問題が発覚した食品会社社長の記者会見場へ出かけた蒼山が、自前のデジカメである映像を撮影し、報道局のニュース編集部デスク・黒井彰(平山浩行さん)に見せるが、自身は既に報道局の人間ではなくなっていた。黒井から多摩川に現れたアザラシの取材に行くよう命じられた蒼山は、遊軍取材チームに取材を命じ、異動1日目にもかかわらず、メンバーに「部外者面」「愛想笑い」などとあだ名を付けていく……という物語。(毎日新聞デジタル)

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