福山雅治:龍馬演じ「ふるさとに誇り持てた」 江・上野樹里へ大河ドラマバトンタッチ

「主役バトンタッチ式」を行った福山雅治さん
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「主役バトンタッチ式」を行った福山雅治さん

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬を演じる俳優の福山雅治さん(41)が23日、NHK放送センターで次期大河ドラマ「江 姫たちの戦国」で江を演じる女優の上野樹里さん(24)と大河ドラマの「主役バトンタッチ式」を行い、地元・長崎について「自分のふるさとに対する誇りというものを持つことができました」と語った。

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 長崎生まれ、長崎育ちの福山さんは「18歳のころ、この街(長崎)には自分がやりたいことができる可能性がないと思って、東京に出てきた」と話し、「龍馬さんは脱藩して長崎という街に希望を見いだした。かつて世界を隔てていた海が世界とつながっている、その港・長崎に夢を感じていたと龍馬さんの役となって長崎に帰って体感できたことで、改めて自分のふるさとに対する誇りというものを持つことができました」と振り返った。セレモニーでは、福山さんから上野さんへ長崎県を代表する特産品の一つ「長崎みかん」が贈られ、上野さんから福山さんへは滋賀県の和牛「近江牛」が贈られた。

 50作目となる大河ドラマ「江 姫たちの戦国」は、織田信長の妹・お市と近江の戦国武将・浅井長政との間に生まれた“浅井三姉妹”の三女・江(上野さん)の波乱に満ちた生涯を描く。連続テレビ小説「さくら」(02年)、大河ドラマ「篤姫」(08年)などを手がけた脚本家・田渕久美子さんが原作小説を執筆、オリジナル脚本で臨む作品。総合テレビで11年1月9日から毎週午後8時~同8時45分に放送。初回は午後9時15分までの拡大版。

 「龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。福山さんは09年10月5日~10年10月11日に撮影を行った。最終回は総合テレビで11月28日午後8時から放送。(毎日新聞デジタル)

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