女優の堀北真希さんが、初舞台となる「Jeanne d'Arc ジャンヌ・ダルク」の30日開演を前に、凛々(りり)しい騎士姿でプレスコールに登場。堀北さんは「戦闘シーンなど、思い切りできるところが楽しいです。気持ちよく声が出たときは、スカッとします」と舞台度胸を見せた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
17歳でフランス国土を守るために立ち上がり、わずか19歳で処刑された悲劇のヒロイン「ジャンヌ・ダルク」を演じる堀北さんは「いろいろなものを乗り越えてて、明日の本番がとても楽しみです。最初は緊張しましたが、みんなで話し合いながら答えを探していく、けいこ場の雰囲気がとても好きです」とすっかり舞台女優としての慣れた様子。「本番始まったらもっと(芝居に)はまっていくと思います。緊張はしていません。ジャンヌ・ダルクを自信を持って見てほしいと言えます」と意気込みをみせた。
舞台「ジャンヌ・ダルク」は、ジャンヌ・ダルクを信念を貫く強さを持った一人の人間として描き、迫力の戦闘シーンも見どころ。6年ぶり2度目の舞台となる伊藤英明さんが、ジャンヌの導きでフランス国王となるシャルル7世を演じるほか、石黒英雄さん、柴本幸さん、田山涼成さん、浅野温子さん、西岡徳馬さんらも出演する。演出は白井晃さん、脚本は中島かずきさん、音楽は三宅純さん、原案・監修は直木賞作家の佐藤賢一さんが手がける。
プレスコールには共演の伊藤英明さんも登場し「稽古初日から、みんな真希ちゃんにベタぼれ。僕もホマキファンになりました」と堀北さんの演技を絶賛。反対に、堀北さんは伊藤さんにほれることは?と問われると「たまにタンクトップになった時、美しいです」と答え笑わせた。
東京・赤坂ACTシアターで11月30日~12月19日、12月24~28日に大阪・梅田芸術劇場で上演。(毎日新聞デジタル)