戦場カメラマンの渡部陽一さんが1日、セガトイズの「笑顔フォトコンテスト」のイベントに審査委員長として登場した。今年1年について「これほど不思議な1年はなかったと感じています。普段撮る側に立っているので、こうして囲まれているのは不思議です。撮影した子供たちの写真をメディアで伝えていただいたことで、アフガニスタンという名前だけでも知ってもらえたことがうれしかったです」と振り返った。来年については「来年はカメラマンの年。ペンの力、カメラの力で僕自身が見たことをお茶の間の皆さんに伝えていきたい。カメラマンとして現場に向かいたい」といい、アフリカ、アフガン、パキスタン、中東へ取材へ行きたいと話した。
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クリスマスに欲しいものは「小型カメラ。自ら吟味して購入したい」と話し、クリスマスの過ごし方については「家族でひっそり静かな食事会を開きたい。子供には日本昔話などの絵本を贈りたい」と話した。子供に読み聞かせをしたい、という渡部さんは、桃太郎の一節をアドリブで披露。独特の口調に、家庭でもその調子なのかと問われると、「日常生活もこの状況。妻も決して眠くならないと言っていました」と話した。「奥さんは坂井真紀似の美人と聞いていますが……」と振られると、「風説です」と否定。「僕自身は妻のことを好きです。一般の方が見て美しいと思うかは分かりませんが、僕自身はそう感じ、日々生活しています」とのろけ、クリスマスプレゼントのプレゼント候補は鍋だと明かした。
ベレー帽がトレードマークの渡部さんだが、この日もサンタ仕様のベレーを着用。「ベレー帽は日常不可欠なもの。かぶると背筋がピッと伸びて集中力が高まります」とこだわりを話し、サンタ姿の渡部さんは「僕はカメラマンですけど、サンタの格好をしています」とひざまずいて子供たちにおもちゃをプレゼント。独特のトークを繰り広げながら、子供たちの喜ぶ様子を撮影した。
子供の写真を撮る際のポイントについては、「戦火に生きる子供の笑顔を撮ることを柱としています。子供を撮るにはいかに警戒させないか、信頼させるかが大事。カンフーや空手など世界の子供たちと共通な話題で仲良くなってから撮影します」と話し、一般父母が撮影する際には、「シャッターを押すときに脇をしめること、遠くにいる子供を撮るときにはズーム撮影ではなく、自ら近づいて撮影すること、子供とお話ししているときは、ファインダーを覗かずにお話ししながらシャッターを切ること」とアドバイスした。
「笑顔フォトコンテスト」は、セガトイズのおもちゃと一緒に撮った笑顔の写真を募集し、渡部さんらが審査する。最優秀賞にはデジタルカメラ「EOS Kiss X4」が、その他の優秀賞にはセガトイズのおもちゃが贈られる。郵送もしくはウェブで応募。募集期間は1日から11年1月16日。(毎日新聞デジタル)
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