進撃の巨人:口コミでコミックス100万部突破 わずか2巻8カ月で大台

諫山創さんのマンガ「進撃の巨人」(講談社)1巻の表紙
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諫山創さんのマンガ「進撃の巨人」(講談社)1巻の表紙

 人食い巨人と人間との戦いを描いた別冊少年マガジン連載のマンガ「進撃の巨人」(講談社)が、コミックス2巻で累計100万部を突破したことが明らかになった。1巻が3月に発売されてから口コミで売り上げを伸ばし、わずか8カ月での達成。出版不況の中、コミックス2巻で大台を突破するのは異例だ。

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 「進撃の巨人」は、09年9月に別冊少年マガジン創刊時から連載中の諫山創さんのマンガ。圧倒的な力を持つ最大50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む設定。各巻にある驚愕(きょうがく)の展開が話題になっている。

 8日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)2・3合併号には、18ページの読み切りを掲載。発行部数150万部以上(日本雑誌協会調べ)の週刊少年マガジンに載せることで、作品の存在を広く知ってもらうと同時に、掲載誌の別冊少年マガジンをアピールする狙い。(毎日新聞デジタル)

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