お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さんが「品川ヒロシ」名義で原作、監督を務める映画「漫才ギャング」の完成報告会見が22日、ルミネ the よしもと(東京都新宿区)で開かれ、品川監督と主演の佐藤隆太さん、上地雄輔さんらが登場した。品川さんは「隆太君は台本渡しただけで『公園でネタ合わせしてきます』と言った。漫才師の役をもらってまだ演出もしていない段階で、ネタ合わせなんてすごい役者魂だなと思った半面、『バカなんじゃねぇのかな』と思いました」と裏話を披露。上地さんについては「タンクトップでタトゥーだらけのすごい不良役だったので、本当に体を仕上げてきてすごいな」と持ち上げたが、すぐに「特にエピソードはないですけど、バカです」と紹介し、報道陣を笑わせていた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
映画は、結成10年にして一向に売れないお笑いコンビ「ブラックストーン」のネタ作りをするボケ担当の飛夫(佐藤さん)は、相方から解散を告げられてやけになり、トラブルに巻き込まれたあげく、留置所送りとなってしまう。一方、日々けんかに明け暮れる龍平(上地さん)は、敵対するストリートギャング「スカルキッズ」との乱闘で、同じ留置所に送り込まれていた。初めはドレッドヘアーにタトゥーだらけの龍平におびえる飛夫だったが、次第に彼のツッコミの才能に気づき、漫才コンビを組まないかと提案する……という物語。飛夫の元彼女・由美子役で石原さとみさんが出演するほか、宮川大輔さんら吉本芸人も多く登場する。
キャスティングについて運命的なものを感じていたという佐藤さんは「オファーがあった時、漫才師という役はハードルが高い分『挑戦したい』と強く思った。怖さがあるけれど受けてみるしかない」と真剣な表情で話し、品川監督については「想像以上の監督ぶり。カットのかけ方が気持ちいいんです。この監督に付いていけばいい作品ができると確信しました」と絶賛した。一方の上地さんは「出演者とスタッフとの距離がすごく近くて、仲がいいけれどなれ合っていなくて、いい意味でピリピリした現場」と話したが、品川監督については「無限大に才能がある、また次出てあげてもいいなと思いました」と上から目線で語り、報道陣を笑わせていた。飛夫の元相方を演じたお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんが会見の司会も務めた。
映画は11年3月19日より、角川シネマ新宿(東京都新宿区)ほか全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。