水谷豊:「家に帰してもらえません」4日で9カ所16回目の舞台あいさつ 映画「相棒2」

映画「相棒2」の舞台あいさつに登場した(左から)水谷豊さん、及川光博さん
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映画「相棒2」の舞台あいさつに登場した(左から)水谷豊さん、及川光博さん

 俳優の水谷豊さん(58)と及川光博さん(41)が26日、映画「相棒 劇場版2」の舞台あいさつに登場。23日の公開からこの日までの4日間で、静岡、名古屋、福岡、新潟など全国9カ所を訪れ、計2650キロを舞台あいさつで回った水谷さんは「家に帰してもらえません。(各地を)回って感じたのは『相棒2』の衝撃が徐々に広がっているということ。池に石を投げたときのあの波紋が広がっていくようなことを感じました」と話した。水谷さんの舞台あいさつは今回が16回目。

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 舞台あいさつは「全国舞台あいさつツアー」と銘打って、公開初日から計39本行われる予定。及川さんはこの日までに全国10カ所を訪問して計2360キロを移動、水谷さんと及川さん、そのほかのキャストの移動距離の合計は8000キロとなった。同映画は23日の公開から4日間で観客動員50万人を突破、東映によると「東映史上最高の出だし」という。

 今回が17回目にして最後の舞台あいさつとなった及川さんは「水谷さんのしゃべるときの(身ぶり手ぶりの)癖がついてきてしまった」と笑顔を見せ、「(舞台あいさつをした)熊本で過ごしたクリスマスイブは男子ばかりでした」と苦笑していた。舞台あいさつには特命係を目の敵にする捜査1課の3人組“トリオ・ザ・捜一”の1人、伊丹憲一を演じる川原和久さん(49)も登場した。

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷豊さん)と巡査部長・亀山薫(寺脇康文さん)のコンビが難事件を解決するドラマで、00年にテレビ朝日系の2時間ドラマとして放送され、02年から連続ドラマとしてシリーズ化された。08年5月公開の劇場版第1弾は350万人を動員、09年にはスピンオフの「鑑識・米沢守の事件簿」が公開された。シーズン8からは薫に代わり、警部補・神戸尊(及川光博さん)とのコンビが活躍。現在は「シーズン9」を放送している。

 劇場版第2弾「相棒~劇場版2~ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」は、警視総監以下12人の幹部を人質に警視庁内に立てこもるという前代未聞の事件が発生。真相を究明するため動き出した特命係の2人が、やがて“衝撃の真実”へとたどりつく……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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