「全日本国民的美少女コンテスト」を登竜門にデビューしたオスカープロモーション若手女優の武井咲(えみ)さん(17)がまんたんTVに登場。普段は選ばないという濃いピンクの振り袖姿の武井さんは、着慣れない着物に「苦しいです。おなかが痛いですね」と戸惑いながらも「すごく新鮮ですし、ヘアもいつもとはちょっと違うので、すごく楽しいですね」と笑顔を見せた。驚きの続いた2010年を振り返りながら、11年の活動について聞いた。(毎日新聞デジタル)
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
多くの女優が出演する資生堂「TSUBAKI」のCMに16歳の最年少で出演し、歴代最年少で「2010年度ベストドレッサー賞」を受賞、その年の注目の女優、アーティストが務める六本木ヒルズの点灯式の「雪の妖精」に選ばれるなど、まさに“大抜てき”の年となった武井さんは「『GOLD』といういう作品に出合えてすごく成長できたと思いますし、CMも出て自信につながる一年。転機となる一年だった」と充実の笑顔で話した。
10年を漢字一字にたとえてもらうと、武井さんは悩みながら「いろんなことにチャレンジできた一年だったので、『戦』という漢字かなと思います」と答えた。「勝ち負けというよりは、自分が負けないように戦う。一生懸命やることを忘れちゃいけないと思います」という武井さんが、多忙な毎日によく使ったという“流行語”は「せやで」という確認の言葉。「よくお母さんに言っていましたね。『今日は○時に帰ってくるんだよね』『せやで』みたいに。すごくくじけそうなときがあったんですけれど、家族に応援してもらって戦えたと思う」と一年を振り返った。
新年1月早々連続ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)にレギュラー出演する武井さんは、11年にやりたいことについて「やるのはまだ怖いから、舞台をたくさん見に行きたいです。違う役者さんの芝居を近くで見られるのは舞台しかないので、たくさん見て勉強したい」と演技への真剣な思いを語り、「11年も女優としてまた一歩大きく成長できるように頑張っていきます。皆さんも笑顔があふれるような一年にしてください」と画面へ呼びかけた。
<プロフィル>
1993年12月25日、愛知県出身。第11回「全日本国民的美少女コンテスト」でモデル部門賞とマルチメディア賞をW受賞。09年にドラマ「オトメン(乙男)」で女優デビュー。趣味はバスケットボール、ネイル、お菓子作り。特技はバスケットボールとエレクトーン。10年は第39回ベストドレッサー賞<芸能部門>受賞、ドラマ「GOLD」レギュラー出演、資生堂「TSUBAKI」CM出演、ファースト写真集「風の中の少女」が発売中。