注目ドラマ紹介:「告発~国選弁護人」 制作1年、田村正和主演の重厚な法廷ドラマ

ドラマ「告発~国選弁護人」の1シーン=テレビ朝日提供
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ドラマ「告発~国選弁護人」の1シーン=テレビ朝日提供

 田村正和さん主演の連続ドラマ「告発~国選弁護人」(テレビ朝日系)が13日からスタートする。

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 09年冬から足掛け1年という連続ドラマとしては異例の制作日数を費やして作り上げられた重厚な法廷ドラマ。田村さんは4年半ぶりの連続ドラマ主演で、罪を犯した人間を救うため、報酬は度外視し、真実を見いだすまで闇の追及をやめない静かな炎と、被害者と加害者の区別なく幸せを願う愛を内に秘めた国選弁護人の佐原弁護士を演じる。脇を固めるのは、亡妻の妹・田中純子役の真矢みきさん、佐原の一人娘・鶴子役の相武紗季さん、旧友の敏腕弁護士・岡部雅也役の橋爪功さんと豪華な顔ぶれとなっている。

 ドラマには、佐原を幻惑する多彩な“悪女”たちも次々とゲスト出演。夫殺しの罪に問われる人妻を木村多江さん、政界の大物とつながり、真実の露見をひそかに妨害する謎めいた女を釈由美子さんが演じるほか、現政権の秘密を握る財界の大物役で市原悦子さんも登場。さらに、国仲涼子さん、原沙知絵さん、若村麻由美さんといった魅惑的な女性被告たちが、佐原の前に難事件とともに現れる。

 第1話では、佐原は友人・岡部弁護士(橋爪さん)のぬれぎぬを晴らすため、岸田麗子(釈さん)を探しまわっていた。岡部は政治家への不正献金を追及していたが、岸田から性的暴行を受けたと告発されてトップ弁護士の座から失墜していた。親友のために辛苦を尽くす佐原のもとに、夫殺害の罪で起訴された赤堀波子(木村さん)を弁護する依頼が舞い込んでくる。事件の真相を探るうちに、佐原はレイプ疑惑とのある接点を見つけ出し……というストーリー。

 放送は13日から毎週木曜午後9時。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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