「天使と悪魔」(09年)や「ダ・ヴィンチ・コード」(06年)のロン・ハワード監督と、ハワード監督の作品すべてにかかわっているプロデューサーのブライアン・グレイザーさんの製作による最新作「僕が結婚を決めたワケ」が14日から全国で公開される。恋人との結婚に踏み切れない40歳男が、親友の妻の浮気現場を目撃したことで、自身はおろか親友の結婚生活をも危機に陥れていくコメディーだ。主演は「サイコ」(98年)や「ドッジボール」(04年)などで知られるヴィンス・ボーンさん。今作ではプロデューサーも務めている。恋人役を務めるのは、ジェニファー・コネリーさんだ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
舞台は米シカゴ。ロニー(ヴォーンさん)は、大学時代からの親友ニック(ケヴィン・ジェームズさん)をビジネスパートナーに、自動車関係のベンチャー企業を経営している。ニックには妻ジェニーヴァ(ウィノナ・ライダーさん)がおり、彼はロニーに恋人ベス(コネリーさん)との結婚をすすめるが、ロニーはなかなか踏み切れない。それでもようやくプロポーズすることを決意し、その“演出”のために植物園を訪れたロニーは、そこでジェニーヴァの浮気現場に遭遇してしまう!
これは大人向けのシニカルなロマンチックコメディーだ。ロマンチックという言葉が当てはまらなければ、シニカルなラブコメディーと言い換えてもいい。親友が抱える問題を自分のことのように思い詰め、どんどん自分が深みにはまり、最悪の事態に陥っていく男の話。正直なところ、最初のうちロニーは、一人で空回りしているまぬけな男としか映らなかった。また、日本人にはいささかなじみの薄い俳優とテーマの作品だと思っていた。ところが、終盤のセラピーまがいの場面の面白さに、それまでのマイナスイメージは吹き飛んだ。このところ大作、しかもサスペンスやシリアスな作品が続いていたハワード監督だが、彼も80年代には「ラブINニューヨーク」(82年)や「スプラッシュ」(84年)といった“ロマコメ”を作っていた。当時を懐かしく思い起こさせる作品でもある。14日からTOHOシネマズ有楽座(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…