AKB48：初ドキュメンタリー映画主題歌は「少女たちよ」　発売未定の書き下ろし新曲

　22日公開となるAKB48初のドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued　10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう？」（寒竹ゆり監督）の主題歌が、映画のために書き下ろされた新曲「少女たちよ」に決定したことが20日、明らかになった。

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　作詞はAKB48の総合プロデューサーで、映画を企画した秋元康さん。夢に向かって悩みながらもひたむきに努力するメンバーの明るく前向きな力強い1曲。楽曲の流れる同映画のエンドロールでは、昨年末に行われた「少女たちよ」のメンバーのレコーディング映像も見られる。同曲は発売未定のため、現在は劇場でしか聴くことができない。

　映画は、製作総指揮を務める岩井俊二さんに師事し、長編映画初監督作品「天使の恋」（09年）で話題を集めた寒竹監督が、昨年1年間のAKB48の全活動に密着。シングルのレコーディング、横浜アリーナ（横浜市港北区）や国立代々木競技場第1体育館（東京都渋谷区）でのライブ、選抜総選挙、ジャンケン大会といったビッグイベントに舞台裏から迫っている。寒竹監督は、ホームグラウンド「AKB48劇場」（東京都台東区）での公演活動を通して繰り広げられるドラマに注目、メンバー15人に個々の密着撮影も行い、アイドルから「自分に返る時間」をテーマに、それぞれの素顔と本音を引き出している。

　同映画中で密着撮影の対象となったメンバー15人は、昨年6月に行われた選抜総選挙で「メディア選抜」に選ばれた上位12人の中から、大島優子さん（1位）、前田敦子さん（2位）、篠田麻里子さん（3位）、板野友美さん（4位）、渡辺麻友さん（5位）、高橋みなみさん（6位）、小嶋陽菜さん（7位）、柏木由紀さん（8位）、宮澤佐江さん（9位）、河西智美さん（12位）の10人と、峯岸みなみさん、秋元才加さん、北原里英さん、指原莉乃さん、横山由依さんを加えた15人。映画は22日からTOHOシネマズ・六本木ヒルズ（東京都港区）ほか全国で公開。（毎日新聞デジタル）