井上和香：「みんな私を好きになればいいのに」と悩殺宣言　BSプレミアム「新選組血風録」

　4月新設のNHK衛星放送チャンネル「BSプレミアム」で放送される永井大さん主演の連続時代劇「新選組血風録」に出演する井上和香さんが27日、緑山スタジオ（横浜市青葉区）で報道陣の取材に応じ、劇中の衣装姿で登場した。まだ撮影に入っていないという井上さんは、リハーサルに出た印象を「男の方ばかりでちょっとまだなじめるかどうか不安」と語りながらも「私がいる間に、全員私のことが好きになればいいのにな」と発言し、出演者をあわてさせていた。

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　司馬遼太郎さん原作の「新選組血風録」は、幕末に剣の腕ひとつで郷士や農民から武士に成り上がり、武士であることに異様ともいえる情熱を傾けた新選組隊士たちの激しく切ない人生を、1話完結型で描く新選組外伝で、痛快な殺陣と心に響く人間ドラマが魅力の時代劇。永井さんが土方歳三を演じ、近藤勇役を宅間孝行さん、沖田総司役を辻本祐樹さん、芹沢鴨役を豊島功補さんが務め、井上さんは、芹沢鴨に無理やり情婦にされるお梅役を演じて、京の料亭の一人娘・美代役を演じる前田亜季さんと共にドラマに花を添える。

　初の京都弁での演技について、井上さんは「母が京都なので、半分京女の血が入ってる。それをどうにか引き出して、妖艶かつ心の内に闇を秘めた魅惑の女を演じたい」と意気込んでいた。放送は、4月3日から毎週日曜午後6時45分～7時30分の連続12回。初回のみ73分版。（毎日新聞デジタル）