1950年代にC.S.ルイスさんによって書かれたファンタジー児童文学「ナルニア国物語」シリーズ。全7巻の原作のうち、2巻までが映画化されている(05年「第1章ライオンと魔女」、08年「第2章カスピアン王子の角笛」)。3作目の「第3章 アスラン王と魔法の島」(マイケル・アプテッド監督)が25日に全国で公開された。
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兄ピーターと姉スーザンが両親とともにアメリカに行っている間、英ケンブリッジにある親戚の家に預けられたエドマンド(スキャンダー・ケインズさん)とルーシー(ジョージー・ヘンリーさん)のペベンシー兄妹。一緒に暮らすいとこのユースチス(ウィル・ポールターさん)は、意地悪で神経質で2人とは仲が悪い。そのユースチスがいる前で、海に浮かぶ帆船の絵が動き始め、次の瞬間、部屋に海水が流れ込んできた。気付くと3人は大海に放り出されていた。
今回のルーシーたちの冒険の目的は、カスピアン(ベン・バーンズさん)の亡父の友人で、邪悪なミラースに命を狙われたことからナルニアを離れた7人の貴族を探し出すこと。米国では、前2作に比べると興行成績は伸びなかったようだが、内容はなかなか楽しめた。ペベンシー4兄弟のうち、長男ピーターと長女スーザンはほとんど姿を見せないが、代わりに活躍するのが、前作で初登場したバーンズさん演じるカスピアン王子と、今作で新たに「ナルニア・ファミリー」に加わったポールターさん演じるユースチス。とくに臆病ながら憎まれ口をたたき、でも愛嬌(あいきょう)があるユースチスの視点で描かれる場面が多く、それによって新鮮で、ナルニア初心者でも入り込みやすくなっている。
このユースチスを演じたポールターさんが予想外に好演。彼は「リトル・ランボーズ」(07年)でも悪ガキを好演していた。原作では、ユースチスが第4巻「銀のいす」の主人公を務めるが、ぜひポールターさんに続投で、早めに映画化してほしいと願う。2D、3D同時上映。25日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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