船越英一郎:「奥さんは太陽でいて」新婚の戸田菜穂にエール ドラマ「卒業ホームラン」会見

ドラマ「卒業ホームラン」の会見に登場した(左から)山口智充さん、斉藤由貴さん、船越英一郎さん、高島礼子さん、杉本哲太さん、戸田菜穂さん
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ドラマ「卒業ホームラン」の会見に登場した(左から)山口智充さん、斉藤由貴さん、船越英一郎さん、高島礼子さん、杉本哲太さん、戸田菜穂さん

 家族のきずなを描いた重松清さんの短編小説をスペシャルドラマ化した「卒業ホームラン」(テレビ東京系、23日午後9時放送)の会見が1日、相模原市のひばり球場であり、主演の船越英一郎さんら出演者が登場。昨年結婚したばかりの戸田菜穂さんは「おととい新婚旅行から帰って来たばかりなので、実生活の方ではまだまだこれから。伴侶がいるというのは、なんとも言えない安心感がありますので、演技の方でもそういう部分を出せていけたらいいなと思います」と新婚らしいコメント。船越さんは「円満の秘訣(ひけつ)は一つだと思います。亭主は女房の言うことに『ハイ』でしか答えない(笑い)。で、奥さんは『北風と太陽』にたとえるなら、やはり太陽でいてほしいですね」とエールを送った。

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 ドラマは、重松さんの「卒業ホームラン」「団旗はためくもとに」「バスに乗って」の短編小説3作を再構成して一つにしたスペシャルドラマ。ゲーム会社の社員で少年野球の監督も務める徹夫(船越さん)が突然の左遷を命じられ戸惑う加藤家、元応援団長の竜二(山口智充さん)の井上家では長女・美奈子(高畑充希さん)の不登校と中退騒動に揺れており、末長家は入院した母・知美(戸田さん)を見舞う息子の俊郎が見舞いにいく度に減っていく回数券から母の病状に不安が募る、それぞれ問題を抱える三つの家族の姿を描く。

 竜二の妻・小百合を演じる斉藤由貴さんは「私自身にも11歳になる娘がいるんですが、娘が自分の道を模索して一人で動き出しているのを、ハラハラ心配しながら見守っているのと、少年野球で頑張っている息子も含めてどんなふうに見守って支えていったらいいかなというのを、私の中でテーマにしています」とコメント。知美の夫、優一役の杉本哲太さんは「台本に書かれていない夫婦の機微だったり、息子との関係性だったり距離感だったりをうまく出せればいいかなと思います」と意気込みを語った。

 理想の家族像について聞かれた戸田さんは「私は、常にお互いに気にかけあっていたいなと思っていまして。いつか子供が生まれたら、人生で『ああ、幸せだな』って思う瞬間をいっぱい味わわせてあげたい」と語り、船越さんは「お母さんの笑顔は家族の宝物ですから。やはり笑顔を絶やさない家庭をつくっていただきたい。で、そろそろお互いに煮詰まってきたなと思ったら、セーラー服の1枚でも用意して迎えてあげたらいいんじゃないかなと」と戸田さんにジョークを飛ばしていた。(毎日新聞デジタル)

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