長澤まさみ:「本性が出る」?阿川佐和子が暴露 「屋上のあるアパート」会見

ドラマ「屋上のあるアパート」の会見に登場した阿川佐和子さん(左)と長澤まさみさん
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ドラマ「屋上のあるアパート」の会見に登場した阿川佐和子さん(左)と長澤まさみさん

 女優の長澤まさみさん(23)が10日、阿川佐和子さんの小説をドラマ化した「屋上のあるアパート」(TBS系)の会見に登場。長澤さんは役づくりについて聞かれ、「(主人公の麻子は)邪悪なものがない感じ。すごく素直で純真だけど、本音もポロリと言っちゃう。嫌みに聞こえなくてユーモアがあるという人物を意識しました」と答えると、阿川さんは「長澤さんは時々本性が出るのよね。私がカラオケで熱唱したら『うるさい!』って言った。にこにこしながら、話を聞いてない時もある。邪悪な心はない、嫌みはない、でも本性はある。そこが麻子にそっくりでございました」と明かされ、報道陣を盛り上げていた。 

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 ドラマは、郊外のアパートを舞台に、若い女性と風変わりな住人たちのユーモラスな交流を背景に、長澤さん演じる27歳独身の決断できない女・麻子が、失業や自立、転職など、さまざまな転機や恋愛体験を経て、「人生の選び方」学んでいくという大人の成長物語。長澤さんのほか、坂井真紀さん、芦名星さん、加藤晴彦さん、内田朝陽さん、近藤芳正さん、秋野陽子さん、吉田栄作さんなどが出演する。

 阿川さんは、原作について「大人向けの小説として初めて書いた話。個人的には愛着はあるが、出来としてはいかがなものか。駆け出しの小説という気持ちがあった。すんません。あれでいいすか?!という感じ」と恐縮したが、「本読みにかかわらず、本気でやってくれて、思わず泣いてしまった。稚拙な不完全な小説をドラマにしてくださって感謝しています」と喜んだ。阿川さんのファンだという長澤さんは「私の好きな阿川さんが詰まっていて、演じてみて勉強になりましたし、すごく楽しく和気あいあいと撮影できた。阿川さんが大好きな人が集まってできた作品なんだなと思った」と笑顔で話していた。ドラマは、21日午後9時から放送。(毎日新聞デジタル)

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