コスプレーヤー:東日本大震災被災者へ世界からエール  「HOPE」「加油」 日本語のメッセージも

「Prayers from Cosplayers」に登録されたエクアドルのコスプレーヤーからの日本へのエール=Prayers from Cosplayers提供
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「Prayers from Cosplayers」に登録されたエクアドルのコスプレーヤーからの日本へのエール=Prayers from Cosplayers提供

 米国や中国など世界中のコスプレーヤー有志たちが、東日本大震災の被災者を励ます応援サイト「Prayers from Cosplayers」を開設。「ONE PIECE(ワンピース)」の「ルフィ」や「初音ミク」などの日本のキャラクターのコスプレをして、日の丸と「HOPE」などのメッセージが描かれたボードを掲げた画像を公開し、エールを送っている。

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 サイトは大震災2日後の13日、アニメやマンガ、ゲームの“本家”である日本を励まそうという趣旨で、有志たちが設立した。英語や仏語、中国語など11カ国語に対応しており、18日までに77人のコスプレーヤーが登録。今後も増えていく予定だという。それぞれがコスプレネームや国籍、居住地を明かし、応援メッセージを添えている。

 ドイツやポルトガルなどの欧州、タイやインドネシア、台湾などのアジア、ブラジルやアルゼンチン、メキシコ、エクアドルなどの中南米からも登録がある。メッセージも多彩で、英語で「God Bless Japan」、中国語で「加油(がんばれ)」、漢字を使って「頑張って」というものもある。関係者は「企画の趣旨は『ちょっと笑顔になる時間』です。サイトに立ち寄って『ありがたいなあ、よし! 頑張ろう!』と思っていただけるとうれしい」と話している。(毎日新聞デジタル)

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