中川翔子:震災で延期の舞台あいさつ実現「泣きそう」と感激 映画「塔の上のラプンツェル」 

映画「塔の上のラプンツェル」の舞台あいさつに登場した中川翔子さん(c)Disney
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映画「塔の上のラプンツェル」の舞台あいさつに登場した中川翔子さん(c)Disney

 タレントの中川翔子さんが26日、東京都内でディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の舞台あいさつに登場。東日本大震災の影響で12日の初日舞台あいさつが中止されており、中川さんは「今日はこんなに大変な中、本当に本当に本当にありがとうございます! みなさまに会えて、もうすでに泣きそう。本当にうれしいです」と大感激。「毎日いろんな情報が入ってきて、不安にもなってしまうし、実際に自分が何をできるか、どうしたらいいんだろうかと思ってしまうけど、まずは元気をつなげていくことだと思う。本当に(ヒロインの)ラプンツェルに勇気をもらったので、みなさんも何か感じることがあったら、たくさんの人につなげていってほしい」とアピールした。

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 中川さんは「この作品には愛と勇気と希望と夢と、いろんな強さがつまってます。これからもずっと地球が回る限り、人は強くなって、どんなときでも勇敢に立ち向かっていくラプンツェルみたいなパワーをみんなが持っていて、この作品はそれを後押ししてくれると思う。これからみなさんが、どんどん明るく、前向きになっていただけるように、ぜひ『ラプンツェル』を見てほしい」と力説。「この映画を見て勇気をもらったり、何かしたいなという気持ちになったときに、被災者の方に届く募金箱も劇場にあるので、お力を貸していただけたらなと思います」と協力を呼びかけていた。

 「塔の上のラプンツェル」は、1937年公開の「白雪姫」以来、ディズニーが送り出してきた長編アニメーションの50作目で、“髪長姫”としても知られるグリム童話のヒロイン・ラプンツェルを主人公にした新しい物語。深い森に囲まれた高い塔の上に暮らし、18年間一度も外に出たことがないラプンツェルは、あるとき、塔に侵入した大泥棒フリンと出会い、自身の秘密を解き明かすために、未知なる世界に旅立つ……というアドベンチャー作品。中川さんは、日本語吹き替え版でラプンツェルを演じている。3D版とともに全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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