平岡祐太:サッカー番組初挑戦「すごく気持ちいい!」 本人公式番組「メッシTV」ナレーション

WOWOW「メッシTV」で番組ナレーションを務めている平岡祐太さん
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WOWOW「メッシTV」で番組ナレーションを務めている平岡祐太さん

 スペインサッカーの「FCバルセロナ」で活躍するアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシ選手が、自らがたどってきた半生を振り返る世界初の公式番組「メッシTV」がWOWOWで毎週水曜午後10時45分に放送中だ。ナレーションを務めた俳優の平岡祐太さんにインタビューした。高校時代まで続けていた「サッカー」を特技に挙げる平岡さんは初のサッカー番組出演に「テレビで見ていたような、実況中継のようなせりふがすごく気持ちよかった」と興奮気味に話し、番組の魅力を語った。

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 「メッシTV」は、今季「WOWOWサッカー」のイメージキャラクターも務めるメッシ選手の魅力はもちろん、リーガ・エスパニョーラの楽しみ方まで学べるスペシャル番組。平岡さんのナレーションとともにメッシ選手の半生をドキュメンタリーで振り返り、11歳のときに大病を患いながらも、23歳で2度目の世界最高サッカー選手・バロンドールにまで上りつめた経験や、人生最高のゴール、試合などをメッシ選手本人が語る。

 身ぶり手ぶりを加えて、熱いナレーションを披露した平岡さんは「試合映像の部分は実況中継みたいで、『後半、ロスタイム!』とか、言ってみたいと思っていたせりふが言えた。ナレーターになり切れた」と笑顔でサッカー番組出演の喜びを語ったが、「ろれつが回らなかったりとか、きれいな日本語が言えないときは悔しいですね。気持ちが映像の中に入り込んでいかないと、ナレーションのテンションがミスマッチになるんだなと思った。(録音ブースの)向こうで、みんなが何しゃべっているのか分からないですからね。びびっていますよ」と収録の苦労を明かした。

 好きなチームは「やっぱりバルセロナ。個人的にはどんどん強くなって(ゲームの)『ウイニングイレブン』で最強のチームになってくれればな(笑い)。バルセロナでは、メッシのほかボージャン(・ケルキック)も気になる。(アンドレス・)イニエスタ、(カルレス・)プジョルも好き。チームワークのいい、最強のチームだと思います」と話した。メッシ選手のプレーについては「想像を超えているんで、やってみたいとかいう次元ではないですよね。想像できないことが起こりうる選手だなと思いました」とそのすごさを語った。

 番組では、超人的なプレーの数々のほか、メッシ選手の家族や友人、地元の人たちのコメント、地元の行きつけのアイスクリーム店や好きな食べ物などプライベートについても多く紹介される。平岡さんは「番組を見ると、田舎町ですくすく育った感じが出て、素朴さがより際立つ。すごく好感が持てますね」と話し、メッシ選手に会ったら「『一緒に東京のアイス巡りをしよう』と言いたい。日本の自販機のアイスとかも紹介したい」と親しみを込めてメッセージを送った。

 番組について、平岡さんは「メッシは子供たちに夢を与えてくれる存在だと思うので、僕も番組を通して、メッシを応援したい。彼は元々スーパースターなので、プレーを見るだけでも興奮すると思いますし、そのスターが抱えているものに勇気づけられもする番組だと思う。その部分を見てほしい」とPRした。

 同番組の第4回「Special『特別な存在』」は6日午後10時45分に放送される。なお、リピート放送もあり、第1回「Mythology『神話』」は11日午前6時10分、第2回「 Exploit『偉業』」は同日午前6時25分、第3回「 SuperPlay『スーパープレー』」は8日午後5時半に見ることもできる。WOWOWでは、17日午前4時45分(予定)にはメッシ選手も出場予定の「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ 第32節 レアル・マドリードVSバルセロナ」、21日午前4時15分(予定)には、「スペイン国王杯 コパ・デル・レイ決勝バルセロナVSレアル・マドリード」と2試合連続で伝統の対戦カード「クラシコ」を生中継する。(毎日新聞デジタル)

<プロフィル>

 84年9月1日、広島県生まれ、山口県出身。02年、第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞。03年にドラマ「ライオン先生」で俳優デビュー。04年の映画「スウィングガールズ」で05年に「第28回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞。09年に「ゴッドハンド輝」(TBS系)で連続ドラマ初主演。昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」に出演するなど、数々のドラマや映画に出演している。特技は作曲、ギター演奏、サッカー、ピアノ。趣味は映画観賞、音楽鑑賞。

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