猿が人間を支配するという革新的な設定と特殊メークで大ヒットした伝説的SF映画「猿の惑星」の“起源”を明らかにする最新作の邦題が「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」に決定し、3日、猿の最新ビジュアルが公開された。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「猿の惑星」は、高度な知能を持った猿が文明を築き、人間を支配する惑星を描いたSF映画で、1968年公開された。その後の猿と人間との覇権争いを描いた続編が73年までに計5作が作られ、、差別や核戦争、反戦運動など当時の世相への風刺をこめた作風や精巧な猿の特殊メーク技術が注目された。テレビドラマやアニメ化もされ、01年にはティム・バートン監督がリメークしている。
最新作「創世記」では、遺伝子工学の実験によって知能を発達させた猿が、人間に反乱するというシリーズ1作目の“起源”が描かれる。「スパイダーマン」シリーズなどのジェームズ・フランコさんが主演、「スラムドッグ$ミリオネア」で脚光を浴びたフリーダ・ピントさんらが出演。猿は、3D映画「アバター」などでアカデミー賞視覚効果賞を受賞したスタジオ「ウェタ・デジタル」が、顔のシワや目、毛並みなどを精巧に再現、「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム、「キング・コング」のコングなどを演じたアンディ・サーキスさんが、体や顔にマークや機具を付けて演じる「パフォーマンス・キャプチャー」で、動きや表情を作っている。今回、試験管を手にし、知性を感じさせる目で見つめている猿の姿が公開された。
同スタジオでは「特殊効果の映画には見えないように作られている。ジェームズ・キャメロン監督は、『アバター』でVFX映画とライブアクション映画の間の壁を完全に打破しようとしていた。それを引き継いでこの『猿の惑星』に吹き込んでいる」としている。映画は、10月公開予定。(毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…