杏:休日は「自分のメンテナンスを」 長期休暇はフランスへ ドラマ「名前をなくした女神」主演

休みの過ごし方について語った杏さん
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休みの過ごし方について語った杏さん

 モデルや女優として活動する杏さんが初めての母親役に挑戦し、初主演している連続ドラマ「名前をなくした女神」(フジテレビ系)が放送されている。杏さんは、子どもの小学校受験を軸にした「ママ友」らとの複雑な人間関係に巻き込まれていく主婦・侑子を演じている。初めての主演で毎日、撮影で奮闘する杏さんに休みの過ごし方などを聞いた。(服部美央/毎日新聞デジタル)

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 最近はほぼ毎日、ドラマの撮影に明け暮れているという杏さん。1日休みがあれば「仕事の調整や(自分自身の)メンテナンスの日になってしまう」という。睡眠をとるほか、部屋の片づけや買い物をしたり、(コラム用の)原稿を書いたり、ヘッドスパに行ったりして過ごす。

 時間に余裕があれば映画や美術館へ行く。杏さんにとって、それも自分自身の“メンテナンス”に当たるそうで「アウトプットとインプットの循環を常にしていたい」と表現者としての感性を磨くことを意識しているようだ。

 また、睡眠はストレスがたまったり、落ち込んだときにも積極的にとっているそうで「疲れていると(気分が)落ちちゃう。寝て(体力が)回復すると(気持ちも)リフレッシュできます」と杏さんにとって精神面、体力面での大切なチャージ法になっている。以前は仕事の待ち時間に寝ることに抵抗があったというが、最近は「寝ることも仕事」と考え方が変わり、「頑張って寝る時間を増やそうとしています」と自己管理の一環としても睡眠を大切にしている。

 「1週間休みがあったら?」という質問には、「本を持ってヨーロッパにエスケープしたい」と答えた杏さん。中でもファッションショーへの出演などで20回弱、訪れているというフランスに対しては「第二の故郷のような気がしている」と思い入れは強い。杏さんにとってフランスは「(いつもと)違う場所に来ているという緊張感があまりしない」といるだけで自然にリラックスできる場所なのだという。

 フランスの魅力を「時間が過ぎていくのが、すごく気持ちいい。1人でもボーッと過ごせる」と話した杏さんは「気ままにご飯を食べたり、ちょっとしたミュージアムに行ったり、公園でぶらぶらしたり……」と次々にフランスでの理想のオフの過ごし方に考えをめぐらせていた。

 <プロフィル>

 86年4月14日生まれ。東京都出身。女性ファッション雑誌「non-no」(集英社)の専属モデルを経て「Oggi」(小学館)の専属モデルを務める。07年にスペシャルドラマ「天国と地獄」(テレビ朝日系)で女優デビューし、09年はNHK大河ドラマ「天地人」や「華麗なるスパイ」(日本テレビ系)、「サムライ・ハイスクール」(日本テレビ系)、10年に「泣かないと決めた日」(フジテレビ系)などのドラマに出演。映画は08年の「櫻の園」、10年の「BANDAGE」などに出演。10年11月に「LIGHTS」で念願の歌手デビューを果たしている。杏さんが初主演している連続ドラマ「名前をなくした女神」(フジテレビ系)は毎週火曜午後9時からフジテレビ系で放送中。

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