ワンピース
第1159話 箱庭をブッ壊せ 脱出!ブロックの国
4月26日(日)放送分
テレビの人気のバロメーターといえば、ドラマやバラエティーでも視聴率だ。だがテレビアニメ、特に深夜のアニメで関係者が注目するのは、本編ブルーレイディスクの売り上げ。1万枚がヒットと見る理由、その背景について追った。(販売数はすべてオリコン調べ)
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ある大手メーカーの社員は「深夜アニメで例えば視聴率が10%あれば、テレビ局はうれしいかもしれないが、メーカー側はそうでない」と話す。深夜アニメは、メーカーが主導で動くのが普通。テレビ局を含む複数の企業が出資して制作コストを分け合い、売り上げを分配する。視聴率はその利益に貢献しない構図になっている。
利益の源泉で、人気のバロメーターになっているのが本編アニメのブルーレイの売り上げだ。フィギュアなどのグッズも利益に寄与するが「あくまでも副次的なもの。本編の人気があってこそ」という。だがテレビアニメのブルーレイは、2~3話(1時間程度)を収録して1枚で5000~7000円。しかも最低でも10~12話あり、全てそろえるためには5~6枚を買う必要がある。その出費は、家庭用ゲーム機を上回る数万円になる。
1本で約2時間あり、数千円で売っている映画のブルーレイを考えると割高に感じるが、「アニメに価格はあまり関係ない。好きな作品ならば手元に置いて何度も見たいし、知人と一緒に見て語りあいたい」(神奈川県在住の30代アニメファン)と話す。こうしたファンの購買欲がテレビアニメの市場を支えている。
メーカー側が見るヒットのボーダーラインはまちまちだが、おおむね「1万枚」という数字が浮かび上がる。「採算ラインは制作費によって変動するから一概には言えない。しかし、ブルーレイ1万枚を売れば間違いなくヒットといえる」(別の大手メーカー社員)と明かす。
10~11年のブルーレイで、人気だったのは「化物語」と「魔法少女まどか☆マギカ」の2作品。前者は、1巻の初週販売数が約2万9000枚だったが、最終6巻では約5万1000枚に伸ばした。4月末に発売されたばかりの「魔法少女まどか☆マギカ」の1巻は、せりふに誤りが見つかり、店舗から回収になったにもかかわらず約5万3000枚を売り上げた。
また総合的に見れば「けいおん!」シリーズは累計で50万枚以上を売り上げた大ヒット作だ。1期(1クール3カ月)と2期(2クール6カ月)という長期間で多くの巻数が出たが、どの巻でも3万~4万枚の売り上げをキープし、驚異的な数字をたたきだしている。
しかし、テレビアニメのブルーレイで1巻につき1万枚を超える作品は年を通じてもかぞえるほどしかないほどの「狭き門」となっている。(毎日新聞デジタル)
◆オリコンのブルーレイディスクランキングで1位になった主な作品の初週販売数(10年~11年4月、作品名後のカッコ内は巻数、枚数の後のカッコ内は発売時期)
けいおん!(7) 3万3000枚(10年1月)
Angel Beats!(1) 2万3000枚(10年6月)
化物語(6) 5万1000枚(10年8月)
けいおん!!(2) 2万8000枚(10年8月)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2) 1万7000枚(11年1月)
IS<インフィニット・ストラトス>(1) 2万2000枚(11年4月)
魔法少女まどか☆マギカ(1)5万3000枚(11年4月)
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