映画興行成績:トップ5を邦画が独占 首位の「岳」は興行収入20億円へ好スタート

「岳−ガク−」の一場面(C)2011 「岳−ガク−」製作委員会(C)2005 石塚真一/小学館
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「岳−ガク−」の一場面(C)2011 「岳−ガク−」製作委員会(C)2005 石塚真一/小学館

 9日発表された7、8日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、7日に公開された新作「岳−ガク−」が、初日2日間で約20万8000人を動員し、興行収入約2億6000万円を突破して初登場首位を獲得、興行収入20億円を狙えるヒットを記録した。

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 2位は前週首位に返り咲いた「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」で、公開4週目で累計動員約200万人で興行収入25億円。続く「GANTZ PERFECT ANSWER」は公開3週目で観客動員150万人、興行収入20億円を突破している。 また、前週初登場5位でスタートした「八日目の蝉」はワンランクアップの4位。4週目を迎える「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」も興行収入10億円を突破して5位を獲得し、トップ5作品を邦画が独占する結果となった。

 「岳−ガク−」は、石塚真一さんが03年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の人気マンガ「岳 みんなの山」が原作。世界の山をわたり歩き、山を愛し、その恐ろしさも知る山岳救助ボランティアの青年・島崎三歩を小栗旬さんが演じ、登山者たちとの温かい交流を軸に、山の厳しさをリアルに描きだす本格山岳映画。北部警察署山岳遭難救助隊に配属された新人女性隊員、椎名久美を長澤まさみさんが演じている。

 その他の新作では、米俳優のリーアム・ニーソンさんが主演する「アンノウン」が8位にランクイン。交通事故から目覚めると、妻をはじめ誰も自分のことを知らず、全く別の男が自分になりすまし、さらに何者かに命を狙われた男が真相究明に乗り出す……という物語。 (毎日新聞デジタル)

1位 岳 −ガク−

2位 名探偵コナン 沈黙の15分

3位 GANTZ PERFECT ANSWER

4位 八日目の蝉

5位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

6位 ガリバー旅行記

7位 阪急電車 片道15分の奇跡

8位 アンノウン

9位 豆富小僧

10位 英国王のスピーチ

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