佐藤浩市:三浦春馬と連ドラ初共演、警察学校の教官と訓練生役で”対決” テレ朝7月スタート

7月スタートの連続ドラマで初共演する三浦春馬さん(左)と佐藤浩市さん=テレビ朝日提供
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7月スタートの連続ドラマで初共演する三浦春馬さん(左)と佐藤浩市さん=テレビ朝日提供

 俳優の佐藤浩市さんと三浦春馬さんが、テレビ朝日系で7月から放送される連続ドラマ(タイトル未定)で初共演することが16日、明らかになった。14日放送の佐藤さん主演のスペシャルドラマ「最後の晩餐~刑事・遠野一行と七人の容疑者~」のその後を描いた物語で、警察学校を舞台に、佐藤さん演じる新米教官と、三浦さんら演じる若き訓練生たちの物語だ。

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 ドラマは、「最後の晩餐」で、警視庁捜査1課の敏腕刑事として活躍しながらも、責任を取って刑事を辞めようとした遠野一行(佐藤さん)に、「警察学校の教官」という思いもよらぬ辞令が下るところから始まる。遠野が、何事もそつなくこなすの宮田英二(三浦さん)ら、公務員の安定や制服の格好よさなどにあこがれた“イマドキ”の訓練生に、真っ向からぶつかっていく姿と、遠野の愛妻をも巻き込んだ刑事時代の未解決事件に挑むサスペンスが描かれる。

 「最後の晩餐」でも脚本を務め、「白い巨塔」「14才の母」などを手がけた井上由美子さんが長年温めてきたテーマといい、「最後の晩餐」のラストシーンでも、遠野と宮田や訓練生・湯原修太(池松壮亮さん)の出会いが描かれている。

 連続ドラマでの教師役は初という佐藤さんは「生徒との接し方や距離感など今までにない教師像にしたい。今回はいろいろな要素が詰まった見応えのある作品になる予感がしますし、自分自身もしっかり演じていきたいと思います。三浦春馬君の世代の人たちは自分の人生や未来をよく考えている印象がありますが、三浦くん自身はどんなふうに生きているのか。今回のドラマの撮影を通し、そこも知ることができればと思っております」とコメントしている。

 苦労も敗北も味わわず、器用で無難に生きてきた訓練生・宮田英二を演じる三浦さんは「自分の力を全部出し切ってぶつかりながら、佐藤さんに一生懸命付いていきたいと思います。この作品は“後にも先にもこんなドラマはないんじゃないか”というものになると期待していますし、そんな作品になるように自分たちも頑張っていこうという気持ちで取り組みます」と意気込んでいる。ドラマは毎週木曜午後9時の放送予定。(毎日新聞デジタル)

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