JIN:仁先生考案の「安道名津」を商品化 セブンイレブンが発売

ドラマ「JIN」(TBS系)で「安道名津」を作っているシーン(上)とセブンイレブンで発売された「仁先生考案 安道名津」
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ドラマ「JIN」(TBS系)で「安道名津」を作っているシーン(上)とセブンイレブンで発売された「仁先生考案 安道名津」

 ドラマ「JIN−仁」(TBS系)の続編で、大沢たかおさん演じる幕末にタイムスリップした医師の南方仁がかっけ治療のために考案した「安道名津(あんどうなつ)」が、全国のセブン-イレブンで発売された。 

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 「安道名津」続編第1話で、かっけにかかった綾瀬はるかさん演じるヒロイン咲の母で麻生祐未さん演じる栄を治療するため、仁が考えた“かっけによく効くお菓子”として登場。その調理シーンは瞬間最高視聴率26%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。かっけは、江戸時代、玄米に代えて白米を食べる習慣が広まったことから富裕層を中心に大流行し「江戸患い」といわれるほどだったといい、劇中では安道名津は江戸中で評判となり、飛ぶように売れるようになった。

 普通の「あんドーナツ」は、丸いドーナツの中にあんこが入っているだけだが、今回発売された「仁先生考案 安道名津」(120円)は、生地にかっけにいいとされる黒ごまや玄米、豆乳を混ぜ込んで揚げたリング形。輪の上につぶあんをのせ、ドラマのイメージそのままに手作り風に再現している。

 「JIN」は、村上もとかさんのSF医療マンガが原作。大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢さん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……という物語。現在は続編が放送されており、大沢さんや綾瀬さんをはじめ、中谷美紀さんら主要キャストは前作に引き続いて出演。第1話は平均視聴率23.7%(同)を記録し、11年4月期のドラマの中でトップを記録している。

 セブン-イレブンでは27日からは咲の得意料理「橘家の揚げだし豆腐」(230円)、同作をイメージした「橘家のお弁当」(450円)も発売予定となっている。(毎日新聞デジタル)

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