女優の南野陽子さん(43)、檀れいさん(39)が25日、東京都内で開かれた4月スタートのNHK教育の番組「にっぽんの芸能」の会見に和服姿で出席した。檀さんが出演するドラマ仕立ての「花鳥風月堂」にゲスト出演した南野さんは、ドラマ部分で大学生の学を演じる俳優の冨田佳輔さん(19)について、「2人でタッグを組んで学君をどんどん追い込んでいくところを見てほしい」、檀さんも「年上の私たちにタジタジしてる学君が可愛くて、ついつい私も見入ってしまった」と笑顔。冨田さんは「素で追い詰められてる感じがして、本当に照れちゃって……。(2人の)迫力に負けないように頑張ります」と美女に囲まれドギマギしていた。
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「にっぽんの芸能」は23年間放送された「芸能花舞台」の後を継いで古典芸能を紹介する番組。幅広い世代に伝統芸能の魅力を親しみやすく伝えるため、前半15分を初心者向けの「花鳥風月堂」、後半の43分を愛好家向けの「芸能百花繚乱」として放送する。「花鳥風月堂」は檀さんが出演するドラマ仕立てで、歌舞伎や文楽などの名作の見どころや古典芸能の基本を案内するコーナー。「芸能百花繚乱」は南野さんが司会を務め、番組で収録した古典芸能を放送する。毎週金曜午後10~11時(再放送は翌週月曜午前5~6時)に放送中。
今回のコラボレーション企画は、檀さんが不思議な店「花鳥風月堂」の女主人・雪乃を演じるドラマ部分に、南野さんが友人・百花繚子として遊びに来るという内容。食事に誘おうとする学に、繚子は「大人の女にかかわったら、“鳴神上人”のようにやけどするわよ」と忠告しつつ、歌舞伎「鳴神」の世界へと誘っていく……というストーリー。その後の「芸能百花繚乱」では、ゲストに歌舞伎俳優の市川団十郎さんを迎え、「歌舞伎十八番」についての、さまざまな魅力や疑問をひもといていく。いずれも7月8日(再放送は11日)に放送予定。
番組開始時には実際に歌舞伎の舞台を見に行ったという檀さんは、「やっぱり伝統芸能は血が騒ぐ。DNAが騒ぐというか、終始ワクワク、ドキドキしました」と古典芸能の魅力に取り付かれた様子で、南野さんも「われわれ日本人が伝統芸能を知らないなんてもったいない」とアピールしていた。また、南野さんは、冨田さんから「ほんとうにきれいな方で、こんな方がお母さんだったらうれしい」とコメントされ、「(冨田さんの)お母さんの3つ上らしいです」と苦笑いしていた。(毎日新聞デジタル)
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