手塚治虫:名作「人間昆虫記」が美波主演で初のドラマ化 WOWOWで放送

ドラマ「人間昆虫記」で十村十枝子を演じる美波さん
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ドラマ「人間昆虫記」で十村十枝子を演じる美波さん

 手塚治虫さんの名作マンガ「人間昆虫記」が、女優の美波さん主演で初めてドラマ化されることが分かった。7月30日からWOWOWで放送される。

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 原作は、70、71年に「プレイコミック」(秋田書店)で連載された。十村十枝子という一人の悪女と彼女に群がる男たちの生き方を軸に人間社会のゴタゴタを昆虫世界になぞりながら描いた風刺ドマンガで、手塚作品の中でも、数少ない人間のダークサイドを描いた作品。

 ドラマでは、十枝子(美波さん)は、女優やデザイナー、作家と次々に昆虫が脱皮を繰り返すように転身する。しかし、それは彼女自身の才能ではなく、彼女に近付いてくる人間の才能を完ぺきに模倣したものだった……というストーリー。共演者には、ARATAさんや久世星佳さん、鶴見辰吾さんら個性的な俳優陣が名を連ねている。

 ドラマは毎週土曜深夜0時から放送。全7話で第1話は無料放送される。(毎日新聞デジタル)

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