おひさま:視聴率上昇 週平均19.3%に 井上真央主演のNHK連続テレビ小説

「おひさま」第10週の一場面=NHK提供
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「おひさま」第10週の一場面=NHK提供

 女優の井上真央さん(24)が主演しているNHK連続テレビ小説「おひさま」の視聴率が好調だ。5月30日~6月4日の第9週は初めて全日平均19%以上を記録、同週の平均視聴率は19.3%(ビデオリサーチのデータを基に独自集計)だった。

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 「おひさま」は、昭和7(1932)年に病気の母のため、東京から長野県の安曇野に引っ越してきたヒロイン・須藤陽子が、父と2人の兄に囲まれながら青春時代を過ごした後、国民学校の教師、妻、母としての日々を生き、“そば”で人々をつないでいく物語。井上さんは、戦前、戦中、戦後を生き、人々をおひさまのような明るい希望で照らす陽子を演じている。

 第9週は、陽子が老舗そば屋「丸庵」の跡取り息子・丸山和成(高良健吾さん)と見合いをするが、帰り際に和成から縁談をなかったことにしてほしいと告げられる。しかし、陽子は和成に引かれていく。ある日、父・良一と丸庵に入った陽子は和成の前で酔っぱらい、「和成さんのお嫁さんになりたい」と言って泣き出し、気を失ってしまう……という物語。第10週は陽子と和成が祝言を挙げ、井上さんは人生で初めてという白むく姿で登場。その後、和成が戦地へ旅立ち、陽子が和成の両親と3人暮らしを始める。

 同ドラマの初回視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、05年以降では「芋たこなんきん」(06年)の初回20.3%に次ぐ高視聴率を記録し、4月8日に最高視聴率20.6%を記録した。6月2日までの番組平均視聴率は17.9%だった。(毎日新聞デジタル)

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