香里奈:シングルマザー役に奮闘 「非常に大変」と実感

映画「うさぎドロップ」舞台あいさつに登場した香里奈さんと佐藤瑠生亮君(前)
1 / 1
映画「うさぎドロップ」舞台あいさつに登場した香里奈さんと佐藤瑠生亮君(前)

 女優の香里奈さん(27)が13日、渋谷シネクイント(東京都渋谷区)で行われた映画「うさぎドロップ」(SABU監督)の舞台あいさつに登場した。シングルマザーの二谷ゆかり役を演じた香里奈さんは「仕事に行きながら保育園に(子どもを)通わせたり、お迎えに行ったりとか非常に大変だなと感じました。そういうシングルマザーの方がこの世の中でもっと住みやすい環境になればと思いました」と母親の大変さを実感したようだ。

あなたにオススメ

 大変だったシーンについて聞かれた香里奈さんは「母親役として子どものコウキ(佐藤瑠生亮君)との距離感だったりとか、シングルマザーとして自分の子どもに対してどういう思いで接しているのかということが今まで演じた母親役とも違っているなと思ったし、すごく難しいなと思いました」と演技を振り返った。

  「うさぎドロップ」は宇仁田ゆみさんが「フィールヤング」(祥伝社)で連載中の累計82万部発行の人気マンガが原作。27歳・恋人なしの青年ダイキチ(松山ケンイチさん) は、祖父が亡くなり久しぶりに訪れた実家で6歳の少女・りん(芦田愛菜ちゃん)と出会う。実はりんは祖父の隠し子で、りんを施設に入れようとする親族たちの意見に反発したダイキチはつい、りんを自分が引き取って育てると宣言してしまう。そしてその日からしっかり者のりんと、不器用な青年・ダイキチとのちぐはぐな日々 がスタートする……というストーリー。

 香里奈さんの息子役を演じた瑠生亮君(6)は「香里奈さんは優しくて可愛くて大好き。(誕生日のときに)もらった時計を大事にしています」と元気にあいさつ。役どころについては「『男らしくりんを守る役で』と(監督から)言われたので頑張りました」と話し、周りの大人たちを感心させていた。映画は8月20日から全国公開。(毎日新聞デジタル) 

映画 最新記事